疲弊しきったぬいぐるみ
叩きつけられたストレスに
うなだれ顔からたらたらよだれ
可愛さ忘れて悲壮増し増し
中々上手く行かぬこの人生も
あなたが必要と涙涙の慟哭に
絆されて早幾星霜
もげる心繋ぐのは刹那の君のやさしさ
それのみか

生まれてきた以上
醜態さらしてでも君と生きて生きてやると
部屋の隅とれかけの目玉を熱く燃やす
君のためか自分のためか溢れ出る生存本能
欲望まみれ それでもいいじゃないか

焦燥感漂うぬいぐるみ
押し付けられた責任に
開かぬ口でウーウー呻き
立場忘れて文句たれたれ
それでもお嬢のためとこの人生
捧げて励み涙涙の激流に
流されて早幾星霜
くすむ体保つのは日々のお嬢の成長
それのみか

見守る以上
なりふりかまわずお嬢を守り守ってやると
部屋の隅とれかけ目玉を鋭く光らす
誰に言われた自分で決めた勝手な存在意義
ちっぽけだ それもかっこいいじゃないか

誰かに誉められる素晴らしい日々ではないけど
自分で誉めてより良くしよう
少し潰れたその顔に拍手喝采を

生まれてきた以上
醜態さらしてでもなんとか生きて生きてやると
部屋の隅とれかけの目玉を熱く燃やす
なんのためか我のためか溢れ出る生存本能
欲望まみれ それでもいいじゃないか
ちっぽけでも かっこいいじゃないか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぬいぐるみの生存本能

閲覧数:31

投稿日:2019/06/18 05:22:23

文字数:547文字

カテゴリ:歌詞

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