一人で森をさまよって あげく迷子かい
君らしいといえば そうなるけどさ
もう少し気をつけていなよ この世界は怖いぞ
いいことばかりじゃないし いいところでも無いんだ
それでも生きていくと決めたんだ 僕はもうそれを止めないよ
君がどうしたいかなんて 君が決めればいいことさ
太陽が燦々と 歌声は爛々と
君と過ごした季節が 今の僕を作った

一人で街をさまよって あげく迷子かい
駄目だといったじゃないか でも無事で何より
しっかり回りを見ていなよ 振り落とされるぞ
次に通る篩は もっと目が粗いからさ
それでも生きていくと決めたんだ 決心を強く胸に刻んで
君がどこで誰と過ごそうが 全ては君の自由さ
小川道のせらせら 跳ねる汗のきらきら
君の紡いだ季節が 僕の中にいる

次に立ち止まるときは どうか死なないで
確かだと思うもの程 崩れやすいものはない
絶対的な安心を 人は求めるけれど
隕石が落ちる事だって 万に一はある
それでも前を向こうと決めたんだ もう振り返ることも無いさ
君が作っていく道なんだ 好きなように地面を削ればいい
風の音のそよそよ 森の中のさわさわ
肌で噛み締めて 星に跡をつけた

一人で街をさまよって あげく迷子かい
君が昔いた場所 今はない場所
一人で森をさまよって あげく迷子かい
君が行こうとした場所 人が生える森

それで前をむけって言われても 塞ぎたくなるだけさ
そんなことはとうに知ってる 大事なのはそうじゃないんだ
避けたくても避けては通れない 現実も沢山あるさ
いつまでも人の上澄みだけ 見るわけにもいかない

蝉の声のつつつつ 鳥の声のちゅんちゅん
失くしたと思ってたものが すぐそこにあるよ
明日会うときのまたね 会わぬときのさよなら
大事なことほど 目には見えない
大事なものは 目には見えない

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

迷子

二日連続で死体に集る蠅を見て気分が悪い斎条です。
やつあたりで書いたつもりが思ったより温かい歌詞になりました。
ほっこりおすそわけしますね。

彼女ほしいです(´・ω・`)

閲覧数:98

投稿日:2013/07/30 03:09:36

文字数:770文字

カテゴリ:歌詞

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