ドミノ 【 登場人物設定 】 ※ 一部に不快な表現あり

投稿日:2014/03/07 13:53:12 | 文字数:3,359文字 | 閲覧数:247 | カテゴリ:その他 | 全9バージョン

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2014/3/7 題名部分変更しました。

登場人物設定を少し変えました。
タイトル名は友人より。
友人に感謝\(^o^)/

いろいろ指摘もしてくれてありがとうございます。

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TEXT
 

 + 榊原 司[さかきばら つかさ] +

40歳。郁恵と恵司という妻子がいる。
久々に1人で飲み屋街を歩いていたら、
突然、美良(みよし) ゆいという少女に声を掛けられる。
そして、「ららと自分との子供」と告げられる。

「あの1回きりの行為だけでまさか―」と動揺する。

確かに美良 ららと2年間の間、付き合っていた。
いや、あれは「お付き合い」というキレイごとだけでは済まされない。

なぜなら私は……
私は、彼女を買っていたのだから。

出会ったのは、23歳の時。
まだ社長の座に就く前のこと。

24歳の頃に進められていた郁恵とのお見合い。
それが、25歳時点で本決まりした。
ららとはあれ以来、関係が切れていたつもりでいたが……
なぜこんなときになって――。

彼は、目の前のゆいという少女の存在に懐疑的になる。

ららの差し金か? 本当に自分とららの子なのか?
それを脅しの材料にし金をむしりにきたのか?

DNA鑑定をすれば、いずれ嘘かどうかわかるはずだ。
後日、ゆいという娘と再び合った。
彼女に届いた検査キットを渡す。
私のものを含めたそれを送り、鑑定を待った。

結果、自分とららとの子であることが判明した。

その鑑定で、自分とららとの子であることが判明した。

その結果は、更に私を動揺させた。

ゆいという娘を軸に
今までの人生とは想像を絶することが起き続ける中。
彼は、彼女に対し、ときに非難し、胸が苦しくなり、
泣いて「今までつらかったろう」と抱きしめたくなる。

愛しさと邪見に扱いたい気持ちがない混ぜになる。

妻・郁恵[いくえ]からの非難、失望の眼差し。
息子の恵司[けいじ]の言動により、更に拍車がかかる。

そんな日々が続き、飲み屋街を歩いていたとき、
あるビルの一角に人だかりが出来ていることに気づいた。
何事かと頭を上げれば、そこに今にも飛び降りを計ろうとする
ひとりの娘がいた。遠目ではわからないが、ゆいに似ていた。

何も考えられなくなっていた。
がむしゃらにそのビルに向かい、駆けあがるのだが……。

 + 美良 ゆい[みよし ゆい] +

「あたし、あんたの子供らしいの」

15歳の少女。
司に飲み屋街で「自分の子供だ」と告げる。
そして、母・ららが亡くなったことも重ねて告げる。

彼女は、自分の父である可能性がある司に
ただ合ってみたかっただけだった。

本当に娘であるかを疑う司に、
DNAの鑑定のため、自分のキットを差し出される。
自身も母から得た情報や、飲み屋街から得てきた情報だけでは
確証が得られないと思ったからだ。

鑑定の結果、自分の父であることが判明。
嬉しさと同時に戸惑いも隠せなかった。

そんな中、恵司という子に出会った。
彼からの話で、自分と半分血の繋がりのある弟であることを知る。

彼から激しい憎しみを向けられる。
彼からこれほどかというほどの殺気を感じた。
これは、生きている中で出会ってきた一部の連中に向けられたことのある目。
しかし、その目は明らかに今までのものとは、違う気が、した。

あたしは、ただ。父に会いたかっただけ。

会いたかっただけなのに……。

あたしが狂わせてしまったんだ。
あの平穏な家庭に土足で踏み込んで、荒らしてしまった。

そして、彼女は、夜、屋上のビルに
飛び降り自殺をしようとするのだが……。

 + 美良 らら[みよし らら] +

ゆいの母。享年・33歳。
歌うことが好き。
客引きをしたり、時に、パブで歌ってなどしては金をもらっていた。
将来は、歌手になるのが夢だった。
だから、少しでもそこで稼いで、徐々に人脈を得て
這い上がりたかった。

そんな16歳の時、司と飲み屋街で知り合う。
客引きをしていたときだ。
それから2年、ともに彼といるようになる。

優しくしてくれる司は、自分にとって唯一のやすらぎだと。
小さく歌を口ずさむ、彼が隣にいて、聞いてくれる。
自分を「愛しくれる人」から自分も「愛している人」と認識していく。
しかし、これが束の間の時間でしかないことを知るのは、1年後。

「今日があなたと最後の日なのね。私からお願いがあるの…
 私を、抱いてくれる?んと、優しく抱いてほしいの」

司と別れ、18歳の若さでゆいをひとりで産む。
シングルマザーとして、同僚の助けのもとゆいを育てる。

彼女は、ゆいが14歳を迎えたあと亡くなる。

「本当は別れたくなかった。
 できることなら、あの人と、ずっと一緒にいたかった。
 でも、彼の立場を考えるのなら、仕方ないことだって。

 今考えると、あの頃の自分は子供だったって。
 そんなこと、あるわけないのに。
 信じたかったの、私はもう1度。
 自分の中で壊れてしまったもの、見失ったなにかを
 彼に必死に求めていたのかも、ね。」

 + 榊原 郁恵[さかきばら いくえ] +

39歳。司の妻で彼より1歳年下。
専業主婦。彼とは、23歳で出会う。
父母の知り合いが執り行った見合いで知り、
その約1年後に結婚する。

夫は寡黙ではあるが、優しい。
友人の中には、冷たくあしらわれ、はたまた浮気までされる。
「悲惨な毎日を送っている」と愚痴をこぼされることがある。
しかし、自分にはそれがない。
自分は、幸せな者なんだ。

友人からこぼされる愚痴を聞きながら、そう、思った。

しかし、最近、夫の様子がおかしいことに不安を覚える。
こういうときの勘はあたるのだ、怖いくらいに。
ある日、郁恵は、興信所を使い、調べることを決意する。
そこで若い女子高生と合う現場の写真を見せられ…
「自分の夫が?まさか女の子を買っているなんて、そんな」

恵司が寝静まったであろう深夜、
件の写真を使い、夫にそのことを問い詰める。
なにも言わない夫から、ますます疑心暗鬼となる。

それからほどなく、夫の書斎から
DNA鑑定の書類を見つけ、絶句する。

―夫と美良 ゆいが夫の子供であることを証明する書類だった。

(興信所の調べからわかった、あの子供。
……あの子が。夫の、子ですって?)

許せない。
自分が生んだ以外の子供がいるなんて。

生んだそいつは、夫を愛していたのだろうか?
そして、夫は………。

考えれば、考えるほど激しい嫉妬と憎しみがわいてくる。
私は、ここまで激しい人間だっただろうか?
自分自身でも驚くくらいに燃え上がる感情。

そして、やがてそれは、無気力へと変わり、
生活が荒れ果てるようになる。

もう何も手につかない。
手料理を作って、みんなにふるまうことも。
掃除をすることも、風呂の用意をすることも、何もかも。

私は一体今までなにを支えに頑張って。

日々の生活の中、徐々に彼を好きになって、
彼の息子を生み育て、支えてきたのに。

乾いた頬に涙がぽろりと流れ落ちる。

 + 榊原 恵司[さかきばら けいじ] +

13歳。中学生。司と郁恵の実子。
割とおとなしい性格。
父の司よりも。母の郁恵と過ごすことが多い。
最近、母の様子がおかしいことを時々感じている。

夜中に母と父の言い合い、一方的に母がのように思うが……
そこで父が買春している可能性があること。
そして、自分に異母姉がいることを知る。

彼は動揺する。

自分の家庭は、裕福である自覚はある。
そして、自分の母と父は穏やかだ。
よほどのことをしない限り、滅多に怒りはしない。
(あまりやったことはないが)
そして、やりたいことがあればやらせてくれる。
そんな優しい母と父。

その事件を境に家庭が徐々に変わっていく。
まるで、そこは、地獄のようでいて…
息苦しくなっていく、居場所がなくなりそうになる。

すっかり前とは変わってしまった母に
なすすべもなく、ただ見ているしかできない自分に
腹が立ってくる。

なんとかして、母を助けたい。

(こんなことになった原因はあいつ[ゆい]だ)

と次第に思うようになり、彼女に激しいまでの憎しみを抱く。
そして、過去に過ちを犯した父にも。

彼は、精神面でゆいを追い詰めようとしていくが……。

ご訪問どうも!
曲は「切な系/おだやか」がメインです。


ただいま【 ドミノ 】制作中。
→ https://dmn-oio.wixsite.com/dmn-hbk-asot
小説のみ公開中です。
いずれイラスト入れたり、小説ページ内に曲追加する予定です。
ご訪問どうかよろしくお願いいたします!

アイコンは、777さん^^
ステキなイラストどうもです!

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