代り映えのない似たような写真を並べて　後悔したあの日の自分を恨んで
憧れた街並みにびしょ濡れになって　路地裏に迷いこんで行き場をなくした

笑いたければ笑えばいいさちっぽけな僕の姿なんて
あの頃の僕が悲しい目でこっちを見ていた

忘れることが出来るなら　もう泣くことなんてないだろう
間違わずにいられるなら　迷わずにいられるなら
今はそっと夜を抱こう　このままじゃきっと雨になる


嘘でまとめた周りの関係なんて希薄で　新しくなるたび消えてく人たち皆蜃気楼
白昼夢は夜が来る前に忘れて　蝋燭が映し出す揺れる影は僕独りだ

笑いたければ笑えばいいさちっぽけな僕の姿なんて
あの頃の僕が悲しい目でこっちを見ていた

許されることが出来るなら　また笑うこともできるだろう
間違わずにいられるなら　迷わずにいられるなら
夢はそっと黒で塗ろう　想い出すときっと雨になる

目を閉じれば消えていく　痛み苦しみ悲しみが
目を覚ましたら夢であれ　優しい嘘が今は欲しい

忘れることが出来るなら　許されることが出来るなら
間違わずにいられるなら　迷わずにいられるなら
黒い夢を夜と抱こう　朝に変われば雨になるから