ちっぽけなときからもう銃を握っていた
撃つことに躊躇なんてなかった
命中率とか競い合っては笑っていた

突き刺さる世間の風も
生温い死の証も
二人が背中合わせなら
辛さも恐さも吹き飛んだ

いつまでもいれるって思ってたんだ
根拠なんてなかったけど
「対等でいよう」って言ったその口で
君は『俺』を庇って笑った


例えばどちらかが人質になったとして
撃つことを躊躇してはいけない
最悪の場合、見捨てるのも厭わないこと

精密な射撃の腕や
交わされる無言の視線
二人の信頼と絆
変わらぬ強さを信じてた

どこまでもいけるって思ってたんだ
疑問すらも持ってなくて
成功を願って組んだその腕で
『俺』は君を掻き抱き泣いた


私は君を抱き泣いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

依存トリガー

「対等でいよう」って約束した。
・・・嘘を付いた。
本当は、命をかけても守るって決めてたんだ。

+++

「君は『俺』を庇って笑った」
の近辺で銃声が入ることを想定しています。

リンが「俺」で歌うのを聞いてみたい、作詞のきっかけなんてそんなものです。


↓以下作詞中にした妄想設定垂れ流し

どっかのスラム街育ち。運動神経とコンビネーションの良さを買われてマフィアか殺し屋的なとこに拾われる。
・リン
闇社会で生きるのに女ではいろいろと面倒なので男装している。一人称も「俺」。本当は名前も男っぽく改名したかったが、そこはレンが譲らなかったためリンのまま。何よりも「守られる」ことを嫌い、レンと「対等」であることを望む。
命令されるのは嫌いだが任務は楽しんでいる。ある意味で純真無垢。
・レン
本当はリンにかすり傷を負わせることすら嫌だが、闇社会でその執着を利用され付け込まれる事こそもっとも回避すべきことなので、どうでもいい振りをしている。
任務では冷静沈着だが、リンに怪我をさせたやつがいたときの怒りのカモフラージュのために、普段から残酷な性格を装っている。

閲覧数:87

投稿日:2010/04/25 14:29:12

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました