リンレン小説 1

投稿日:2010/09/29 21:13:05 | 文字数:5,441文字 | 閲覧数:6,063 | カテゴリ:小説

ライセンス:

誤字あればすみません><

あとまだ続きますwwwww


完成しだい順次投稿します


※ユウナはオリキャラですwww




漫画バージョンも描けたら描こうと思います

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

「ねーえ、リンちゃぁーん?」
私はベッドの上に寝転がり、ファッション雑誌を読みながらお菓子を食べている、妹のような存在のリンを見た。
「なあに、ミク姉」
リンは少しだけこちらに目をやり、またファッション雑誌に目を落とした。
「あ、これかわいい。ていうか、これルカ姉さんじゃない。やっぱり綺麗だなあー、ルカ姉さんは・・・ねえ、見てよミク姉。ルカ姉さん出てるよ」
リンは寝転がったまま、そのファッション雑誌のページを私に見せ付けた。
「あ、ホント・・・じゃ、なくてね?私が今日、なんのためにここに来たかわかる?」
私はその雑誌をリンのほうに押しやり、座りなおした。
「・・・なんで来たの?ていうか、いつの間に入ってきたの。レンじゃないんだから、勝手に入ってこないでよ」
レンとはリンの彼氏だ。もう長いこと付き合っているが、なかなか進展しなくて周りで見ている私たちもいい加減、じれったくなってきていたところだ。
「あのねえ、インターホン押しても出てこなかったから。鍵開いてたし」
「じゃあインターホン壊れてんだ。修理しないとなー。お母さんにいっとこ」
リンは呑気に呟いて窓の外を見た。
「あ、今日天気いい・・・。ミク姉、買い物行かない?」
リンはにこにことしながら横たわらせていた体を起こし、ベッドの淵に座った。
「―――っ・・・!!あのねぇ、私を誘うよりレンと行きなさいよっ!」
いい加減、もどかしくなり私は思わず声を荒げた。
「・・・だぁって、あいつ今日はバイトなんだもん・・・」
リンはしゅん、と肩を縮めて私を上目遣いで見た。
「あ・・・、や、ごめん」
そんな顔をされると私が悪いことしたみたいじゃないか。
「じゃっ、じゃあ明日は!?」
慌てて私はしょげているリンの顔を下から覗き込み、笑顔を取繕った。
「―――明日は軽音部の練習じゃない・・・」
リンはむう、と頬を膨らませた。
「あ、あれそうだっけ」
「ミク姉が言ったんだからね。部長さん」
嫌味ったらしくくすり、とリンが笑った。
―――この・・・!
今日は珍しくこの妹的な存在に腹が立つ。
「―――はいはい、明日の練習は午前中で終わらせるわよ!」
私は少しいらいらしながら携帯を開いた。
他の部員にも連絡しなければ。
メールを作成し部員に送る。とはいっても、総勢四名の部活だけれども。
ボーカルは部長で三年の私。ドラムは同じく三年のルカ。そして一年生のリンはギター。レンはベースといったところだ。
私はメールを送り終えるとリンに向き直った。
「ほら、明日レンとデート行ってきなさいよ!」
ぴっ、とリンを指差して仁王立ちで彼女を見つめた。
「なんでそんなにデートに行かせたいわけ・・・?」
リンは怪訝そうな顔をして口を尖らせた。
「何企んでるのよ・・・?」
目を細め、私の姿を彼女はじっと見つめた。
「え、えーっとぉ・・・何も企んでない、よ・・・?」
「怪しーい。ミク姉、白状しなさいよ」
リンは私に詰め寄ってじっと私を見つめた。
「なっ、なにも企んでないよ!?だけどぉ、そろそろあんたらが進展してもいい頃かなぁーと・・・」
リンは一瞬目を丸くし、再びベッドに座りなおした。
「ま、まあ?そういうことなら行ってやんなくもないけどぉー・・・」
明らかに挙動不審だ。髪を掻き揚げる回数が多くなっている。
「そ、じゃあ決まりね♪二人きりで楽しんで行っといで。ちなみに明日はディ○ニーラ○ドで夜、パレードと花火があるわよ」
「デ○ズニー○ンド・・・そ、そうね。いいわね」
そんなリンの姿に私は満足げに微笑み、すっくと立ち上がった。
「じゃあ、またね。月曜日」
私は手を振り、リン宅を後にした。

私はミク姉が出て行った方を見つめながら胸を高鳴らせていた。
「○ィズニ○ランドかあ・・・レンと行くの初めてよね」
なんだか楽しみ。さっきはあんな強がりを言ってしまったけれど・・・。
「よっし、さっそくレンに連絡しよーっ」
私は携帯を手に、レン宛のメールを作成した。
返事はすぐ返ってきて、いい、とのことだった。
「やった♪明日何着てこーかなぁ♪」
私は早速クローゼットに手を伸ばし、コーディネートを考え始めた。
ちょうどそのとき、携帯が着信を知らせる音楽ともに振動しだした。
「・・・?なんだろ、誰かな・・・?」
携帯を手に取り、ディスプレイに目をやると、そこには“ユウナ”の文字。
ユウナは私のクラスメイトでちょくちょく遊んだりする。
まあ、いわば遊び友達ってやつ。別に親友みたいに特別親しいわけじゃない。大勢いる一人って所だ。
私は着信ボタンを押し、携帯を耳に押し当てた。
「はぁい、ユウナ?」
「あーリン?今暇なんだぁー、遊びにいこーよ」
ユウナの気だるそうでどこか楽しそうな、いつもの声が携帯から聞こえてくる。
「うん、いいよー。どこにいんの?」
「えっとねえ、○○駅ー」
すぐに私は着替えながら「わかった」と返事をして電話を切った。
着替えを済ませ、軽くメイクをし、準備を終えると私は家を出た。

○○駅につくと、すぐにユウナを見つけることができた。
「あー、ユウナ!やっぱ目立つねぇ、その髪色!」
ユウナの髪は金髪に近いライトブラウン。遠目からもすぐわかる。
「リンの髪も目立つよね。その金髪・・・地毛なんだっけ?」
ユウナは猫みたいな大きくてくりくりと動く目でこちらを見ている。
「うん、地毛だよ」
「羨ましいー。あたしなんか染めたりしてるから髪の傷み酷くってさー・・・」
彼女はしゅん、としたような表情で、肩より長くて少しウェーブした髪の毛の先を摘みあげていた。
表情がすぐ変わるユウナを見ていると全然飽きない。
「ま、立ち話もなんだし、どっか入ろーよ」
私はすぐ近くの喫茶店を指差した。
「そうしよっか」

私たちは喫茶店に入り、各々頼みたいものを頼んだ。
「私、キャラメルマキアート」
「じゃあたしアイスティーで」
注文を終え、店員が奥へ引っ込むとユウナが口を開いた。
「そういえばさー、リンってレンくんと付き合ってるの?噂で聞いたんだけどさ」
「え、知らなかったの?」
私は目を丸くし、ユウナを見た。
「だってさ、意外じゃん。あんまイメージできないってかさ・・・、リンはもっとちゃらちゃらした人が好きなんだと思ってた」
そういうふうに思われてたのか・・・。
たしかにレンはちゃらちゃらしていない。
かといって真面目なわけでもないけど。まあどちらかと聞かれれば硬派なほうだ。
「んーまあ、ね」
「ふぅん・・・てかさ、リンとレンくんって従姉弟なんでしょ?」
「ん、まあね」
私は出てきたキャラメルマキアートを少しだけ口に含んだ。ほんのりと甘さが口の中に広がる。
「あたし、最初二人って双子なんだと思ってた!入学したばっかのときとか!」
きゃはは、と高い笑い声を上げてユウナは笑う。
「なんでー?」
私は首を傾げてユウナを見た。
「だぁって二人とも金髪だし、雰囲気とか超似てるんだもん!似すぎ!」
「たしかにレンの金髪も地毛だけど。てかこれって遺伝なんだよねー。お祖父ちゃんがフランス人でさ」
「まぁじで。リン、クォーターじゃん!」
ユウナは驚いたように大きな目を更に大きく見開いてきらきらとさせていた。
「あ、ホント。あんまり意識したことなかった」
「で、さ。苗字も一緒じゃん!?だから更に双子か兄妹だと思って」
「あー、うちのお父さん入り婿だから。お母さんのほうが“鏡音”の姓でさ」
私は再びキャラメルマキアートを口に含んだ。ユウナはアイスティーのストローを口に咥えてぷらぷらとさせている。
「よく昔から双子みたいねって言われてたんだよ・・・小さい頃はそれでもよかったんだけどね」
私はふう、と息を吐いた。
「大変だねぇ・・・」
ユウナは人事のように苦笑していた。
「人事だね」
「人事じゃん」
ユウナは机をぺしぺし、と叩いていつもの甲高い笑い声を上げていた。
「でもさ、従姉弟で・・・しかも似ているって、付き合ってたら違和感ありまくりじゃない?」
ユウナの突然の言葉に、私は「え」と小さく声を上げた。
「なんか、双子みたいでしょ?一緒にいて兄弟みたい、って思うことない?昔から一緒なんでしょ?」
「あ、え・・・と・・・?」
私は突然の質問に頭が回らなくなっていた。
もしかして、私たちって変なの?
考えても見なかった。そんなふうに見られていたなんて。
「あ、ごめん。リンが気にしないならいいんだ。ごめんね?」
ユウナはぱちん、と手を合わせて頭を下げた。
「あ、あは。別に気にしてないし!いいよ」
私は最大の笑顔を顔面に貼り付けてそう言った。
「そう?ごめんねー?あ、てか彼氏そろそろ来るから!またねー」
ユウナはふと、携帯の時計を見て、自分のぶんのお金を置き、席を立ち上がった。
「え、あ・・・うん」
時間を気にしながらぱたぱた、と足音を立てて走り去っていく彼女の後姿を見届け、私は呆然としていた。
ふと、喫茶店の前で彼氏と待ち合わせをするユウナの姿が目に入った。
彼氏が丁度来たらしく、彼女たちは腕を組んでぴったりとくっつき、仲睦まじそうに笑い合いながら、人混みに紛れていった。
ユウナの彼氏・・・背高くてかっこよかったな・・・。
呆然とそんなことを思いながら私は席を立った。
ユウナが置いていったお金を手に取り、会計を済ませて私は喫茶店を出て行った。
電車の中で私は、ユウナとその彼氏の姿を繰り返し頭の中で再生していた。
レンとは大違い。レンよりずっと背高くてかっこよくて・・・気遣いとかすごくできそうだった。優しそうで、大人っぽくて・・・。
考え出すときりがない。考えれば考えるほど気は重くなるばかりだった。

電車を降りるともうすでに日が落ちかけていた。
そんなに話し込んでいたのだろうか、私たちは。
家までの道をのろのろと歩きながら、一歩一歩進むたびに気が重くなるのを感じていた。
「ねえ、彼女。一人じゃ危ないよ。お兄さんが送っていってあげようか」
急に投げかけられた言葉に私は肩をびくり、と跳ね上げさせて後ろを振り向いた。
そこには久しく見る顔―――レンの兄のリントが立っていた。
「リントくん!久しぶりだね、帰って来たの!?」
リントもレンの兄なのだから私の従兄妹。でもレンほど顔を合わせることはなく、顔を見るのは数ヶ月ぶりだった。リントは県外の大学に行っており、一人暮らしだからだ。
今は大学一年生のはずだ。
「ああ、久しぶりだな、リン。ちょっとは身長伸びたかー?」
リントは昔と変わらない笑顔でにっ、と微笑み、私の頭を撫でた。
「子ども扱いしないでよっ!」
私はリントの顔を見てむう、と顔を膨らませた。
リントはレンの兄だからやっぱり顔はすごくよく似ている。
だけど、レンよりも大人っぽくて身長も高くてなによりカッコいい。
こんな人、周りの女の子が放って置かないだろう。
「リンは今・・・高校一年生か?」
「うん、レンと同じだよ!高校もレンと同じだし」
「ああ、知ってる。今レンと付き合ってるんだろ?一週間に二回はリンの惚気のメールが来るぞ」
リントはくっくっと喉を鳴らしておかしそうに笑っていた。
「―――!あんの馬鹿レン!恥ずかしいじゃない・・・!」
だけどやっぱりそんなところもどうしようもなく好きで。
やっぱり身長が低くても、弟みたいでも、気遣いができない、女心がわかってないやつでも好きなのだと実感した。
「まあ、そう怒んなって」
リントは昔みたいにぽんぽん、と頭を撫でて苦笑していた。
「だから、子供扱いしないでってば!」
むう、とまた頬を膨らませてリントの顔を見上げた。
すると、ちょっとだけリントは驚いたような顔をしていた。
「・・・リン、大人っぽくなったな」
突然のその言葉に、私はどきり、とした。
「えっ・・・ホント?」
「うん、美人になった。お前の母さんも美人だしなっ」
リントはにこにことしながらまた、昔と変わらない笑顔で笑った。
「・・・まあね」
私は嬉しくて、笑顔を溢しながら再び歩き出した。
リントも後から続いて歩き出すが、すぐに隣を歩いていた。
そこから家までの二十分ほどを、思い出話などいろんな話に花を咲かせながら歩いていた。
その二十分間はあっという間に過ぎて、すぐにマンションの私の部屋までついてしまった。
リントやレンの住む部屋も同じマンションにあり、隣の隣の部屋だった。
「じゃあな、リン」
「うん、じゃあね。リントくん」
私は手を振り、家の中に入ろうとドアに手を掛けた、そのとき。
急に後ろから手を引かれ、耳元にリントの吐息がかかる。
「!?」
「なぁ、レンなんかやめて、俺にしねぇ?」
リントの右腕は私の首に回されて、軽く抱きしめられているような体勢だった。
「なっ・・・」
こんなところ、レンに見られでもしたら・・・!
「考えといてくれる?」
リントが喋るたび、耳元に息が当たり、くすぐったい。
「・・・でも・・・」
リントは私の言葉を聴かず、それだけ言い、私から離れて部屋の中に入ってしまった。
その後ろ姿を暫く見つめながら、どきどきと激しくなっている動悸に気がついた。
「っ・・・なんで、レンがいるのに」
なんで、こんなにドキドキしてるのよ・・・!

底辺歌い手やってます(`・ω・´)

*歌ってみた
*イラスト
*小説(ごくまれに←)


歌ってみたの時は「こざと」で活動してます。
アイコンが「こざと」なのはそのせいです←
*歌ったものマイリス【http://www.nicovideo.jp/mylist/24647515
*ついった【niconico_kozato】


両声類になりたいです。
MIXができるように修行中(´・ω・`)←


声優志望です(^ω^)

銀魂、薄桜鬼、超電磁砲、俺妹、青エクが好きですwwww


ブログ* http://yaplog.jp/bump_radwinps/     
      

もっと見る

作品へのコメント1

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • userIcon

    ご意見・感想

    はぢめて読みました(σωσ)

    おもしろいですね★

    絶対また読みにきます!!

    2010/09/30 17:40:44 From  ゆるい神様

  • userIcon

    コメントのお返し

    こめありがとうございます><

    おもしろいと言っていただけて嬉しいです(^ω^*)

    亀更新ですが是非読んでください?っ(..*))))

    2010/09/30 22:00:35 常陸院 ルナ@こざと

オススメ作品10/27

もっと見る

▲TOP