遠ざかるほど 褪せていくほど
諦めるたび 彷徨うたびに
触れられなくて 見えなくなった
もう歌えない 歌をうたうよ
分かってるんだ もう此処に貴方は居ない
月を写したままの瞳 宵闇に冴えて
愛なんてまるで 夢のようなものだろう
独りであること 手を離したこと
寂しさに笑い 受け入れるたびに
無くしたものは 無くしたままに
もう歌えない 歌をうたうよ
空を掴むだけの手 その何も無さこそが
音もなく刻まれて 痣の様に残る
ただ月を見上げ このまま この夜を行こう
鏡に写るこの貌に どれだけ醜い皺が増えても
いつまでも幼子のままの僕は
雨の後の虹の詩を唄う いつか円を描く縁を描く
もう逢うこともない あなたの笑顔や
いつか届くと出した手紙が 今も何処かを旅してること
この手から滑り落ちた輝きが 今も何処かで瞬いていること
届かぬままに 見上げた月が
いつまでも どこまでも ついて来て
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歌えなくなったこの歌を 今でも歌う僕のことを
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