少しだけ躊躇してすぐに
顔を上げ大地を蹴った
間に合うならこのループも
悪くないね

途切れ途切れ時計の音
目眩がする程の焦り
眠らない大きな街を
一人走る

いつも夢見てたあの自由は
こんなはずじゃなかったんだ
だけど僕達は知らなかった
その理由を その未来を


絶望を振り切りながら
歯を食いしばり駆け抜ける
銀色のペンダント胸に
仕舞い込んで

夜明けまであとどれくらい…?
答えは返ってこないけど
確信と不安が混ざり
泣きそうだよ

夢を押し付けて作り上げた
理想郷は歪んでいて
誰も幸せになれはしない
仕組みだけが首を絞める

いつも夢見てたあの自由は
もっとずっと些細でいい
誰かに決められ生きるなんて
そんなものは自由なんかじゃない


偶然見つけた古い本に
書かれたかつての理想論は
今とは全く異なった
自由で

偽物ばかりの現状を
こんなの違うと叫んでも
誰もが「おかしな奴だ」って
笑った


だけどまだ夢見てるあの自由を
僕らきっと叶えられる
白く染まり始めた夜空の
あの向こうに あの向こうに

君の空想は僕らの未来
手を伸ばして 掴み取って
誰かの自由を奪うような
世界なんて要らないんだ

壊せ


少しだけ躊躇してすぐに
顔を上げ大地を蹴った
間に合うならこのループも
悪くないね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンチ・フリーダム

閲覧数:543

投稿日:2012/08/13 16:13:52

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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