ジャケット

六の花が肩にひらり 擦るその手に頬を寄せて
焦がれし春を迎えぬまま ふたり別れを選ぶ

篝火を焚いて 悴む手で紅を引き
恋いも愛いも 知らぬまま 他人の家に行く月

いっそ憎き貴方を染めてしまおうか
小太刀を研ぎ 嫁入り前に
そして 愚かな己も六の道に
還り 貴方に逢うのでしょう


椿の花が道にぽとり 拾うその手は雪のようで
俯く貴女のこぼれ髪の下に咲くは紅い華

震える指先を 握り共に歩めたら
恋いを愛いを 瞼に描き 突き放すは愛し月

いっそ憎き貴女を染めてしまおうか
紅き証しを 蒼に変え
そして 愚かな己の舌先が
貴女の息を奪うのでしょう


ため息ぽつりふたりの間に ゆらりあがるは白煙 
赤い指先が 濡れた相貌が 己を乞うから…

いっそ貴方以外を捨ててしまおうか
だれも望まぬ契りならば
そして 愚かなふたりの行く末は
同じ墓標に在るのでしょう

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

六花道

冬~春をイメージした和風ヤンデレラブレター曲です!

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投稿日:2017/01/04 12:22:22

長さ:02:49

ファイルサイズ:2.5MB

カテゴリ:音楽

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