【ハートビート・クロックタワー】彼が生前最も愛した『毒舌館長』【原曲者に謝れ】

投稿日:2012/03/27 20:59:13 | 文字数:3,843文字 | 閲覧数:831 | カテゴリ:小説

ライセンス:

悪ノカイミクはギャグしやすいね
しかも他の悪ノカイミクとギャグが大体同じなのは狙いなのs(何
「悪ノ娘ノベル(青)」のネタバレも含んでr(((

その後「彼女」は忙しすぎる日々を送ったとさ☆←

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

孤独な男がその死の間際、作り上げた映画館。
僕たち「収集品」は、そこに住んでいる。


パーティーが大好きな『墓場の主』、我侭な『待つ者』、庭師のMa、この僕『アダムの魂』。
そして、彼が生前最も愛した『人形館長』。


この時計塔の歯車の音。それは「彼女」が生きている証。
その秒針が止まらないように、ずっと見守るのが僕の役目。


映画館に響き渡る、時計の秒針。今も「彼女」は生きている───────………










【ハートビート・クロックタワー】彼が生前最も愛した『毒舌館長』【原曲者に謝れ】










僕は、Maが大事に(とは言い難いが、)育てている花を何輪か摘み、花瓶にいれる。
そしてその花を、『人形館長』がいる、時計塔の最上階の部屋にと持っていく。


「彼女」は過去に、(Ma曰く)レヴィアンタ内乱に巻き込まれ、下半身に醜い火傷を負っている。
そのレヴィアンタ内乱を起こした原因が、孤独な男───ガレリアン=マーロン。
彼は(やはりMa曰く)強欲で、「地獄の沙汰も金次第~☆」とか言ってて、そのうえロリコンでヘタレらしい。


そんな彼のあだ名は「collecter」…ではなく、「ヘタレ裁判長」。もしくは「ヘタレアン=マーロン」だ。


え?そんなこと言っちゃヘタレアンがなんか可哀相だって?
大丈夫。彼が死んだ後に、ヘタレアン=マーロンと呼ぶことが正式に決まったらしいから。
だから、世界中いっても誰もが彼をヘタレアン=マーロンと呼んでいるんだ。


だから、そこの君もこれからはヘタレアン=マーロンと呼ぼう!










++++++++++++++++++++


孤独な男「収集家〈コレクター〉」
彼がその死の間際に作り上げたのは
小さな小さな映画館



上映される作品はただ一つ
彼の「収集品」を紹介する記録映画のみ


++++++++++++++++++++










最上階の部屋にて──。


「お待たせ、『人形館長』。お花摘んできたよ」
「…ありがとう。そこらへんに置いておいてくれる?」
「がってん承知の助」


軽い駄洒落を言いながら、僕は本当にそこらへんに花瓶を置いた。
そして、部屋を出て行こうとすると─────……


「ちょっと待って」


透き通った「彼女」の声に、僕は言われるまま足を止める。
「どうしたの」と尋ねると、


「一言…いい?」


「彼女」は恐る恐る、僕に恥ずかしげに言う。
きっと「彼女」に心があったなら、頬が少し赤に染まっているのかもしれない。
しかし「彼女」は心も、命もない為まったくの無表情だった。


「いいよ」


僕はお手本を見せるかのように、笑顔で答える。
うん、無駄だとはわかってるんだよ。無駄だとは。


「……あのね!」


やはり無表情にいう「彼女」。一体どうしたのだろうか。










「タヒってくれないかな?」










………………


んん?!


なんだい、今のは。


なんか、幻聴が聞こえたよ。


あ、そっか。


僕、疲れてんだよね。


たとえば、『待つ者』の“「片割れ」代わりごっこ”とかさせられたり。


たとえば、Maの愚痴相手とかさせられたり。


たとえば、『墓場の主』の肩揉みとかさせられたり。


うん、きっとそうだ。


絶対、それらが原因なんだ。


それじゃあ、早く寝なきゃね。


よーし、今から寝てこようk「もう一回言ってやるよ…タヒれ」










すみません、


「泣いていいですk「いいわけねーだろ」


………


「うわあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああん」
「ウザッ(×1兆)」


君は毒舌なのかい!?もしそうだとしても、毒舌の域を超えている気がするんですが!!?


「ねぇ、『アダムの魂』ぃ~」
「いやいや、何事もなかったような顔しないでよ」
「タヒれ」
「………
 うわああああああああぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああん」










++++++++++++++++++++


森の奥にあるその映画館が
誰からも忘れ去られた時



動き出すぜんまい
鳴り響く歌声



「収集品」達は自らの手で
新しい物語を作り始めr「───っておいちょっと待てやゴラァ!!!」










「ちょっと、何、動画文遮っちゃってんのよ。別料金払ってもらうわよ」
「いやいやいやいやいや!別料金とかないでしょ!っていうか、君がそもそも歌ってないのに進めちゃ駄目でしょ!」

ボソッ「チッ、ばれたか。女装趣味でうだつの上がらないボンクラ王子浮気野郎女のタラシロリコンのくせに」

「聞こえるですが!
 っていうか何そのいろいろ組み合わせた感じは!!!」


あまりにも酷いと思うですが!!!


「あぁ、それにしても『カヨの鋏』といい、『ヴェノム・ソード』といい…なんで目覚めないのかしら?」

「話を逸らさないd───」

「全ての唄が語られたときには、『理想郷〈ユートピア〉』が出来るというのに」

「うん、話逸らさなi───」

「時計塔の歯車が止まるということは、私自身の終わりを告げるのよ…まったく、馬鹿げた設定だわ」

「だから、話逸らs───えぇ!!?それ設定だったの!!??」

「そうに決まってるじゃない。女装趣味でうだつの上がらないボンクラ王子浮気野郎の女タラシロリコン
は、本当にそうだと思ってたわけ?」

「いや、普通思うでしょ」

「君は実に馬鹿だなぁ」

「違うキャラの口癖をいうのはやめようか!」


っていうか、この唄、僕の唄だよね!?なんで「彼女」が語ってるわけ!?


「だって、そういう設定にしたら皆にちやほやされるし、“立つこともできない”から何もしなくていいじゃない」
「でもほら、『待つ者』なんか給仕人なのに仕事やってないんだよ!?」
「彼女はやればできる子なのよ」


君はあの「女の子」を賛美するのかい!??
あの「片割れ」を失った寂しさを、少し顔に宿しちゃった(本人曰く「てへぺろ☆」)あの子を!??


「『墓場の主』なんか、大体を『サーバンツ』に任せて自分は食べるだけじゃないか!?」
「彼女は十分やってくれてるわよ……侵入者を食べるとか」
「だから食べるだけっていってるよね?!」
「じゃあ、悪だくみは世界一★の腹黒なところ」


君はあの『墓場の主』を賛美するのかい!??
あの表向きはMaに従っといて裏では悪だくみをする腹黒女をかい!??
しかも今日もまた迷い込んだ何も知らぬ哀れな訪問者を、美味しく調理するときに聞こえる恐怖の叫びが近所迷惑並でここ最近悩まさせてる『墓場の主』を!??
っていうか、「じゃあ」って何!?「じゃあ」って!??



「少し情報を整理しましょu「人のパート言ってんじゃねーよキーーーック!!!!!」
「あべしっ」


と……とりあえず、今までの情報を整理すると─────





・毒舌
・「足が火傷して立つこともできないんですぅ~」という設定
・そしてそれで楽をしている
・あの『待つ者』と『墓場の主』を賛美すr(ry
・嗚呼、彼女は正に「【怠惰】の器」





…どうして、ヘタレアンは「彼女」を生前最も愛したのだろうか。
まったく理解ができない。


しかし、彼女の行動を止めさせなければ。
いつまでもこんなことさせるわけにはいかない。


しかしどうすれば…………ん?今、僕の頭の上で豆電球が光ったぞ。
そうだ!「彼女」が足を治ったことにすれば……


僕は「彼女」に向き直る。僕が何を考えてるか全く知らない「彼女」はきょとんとしている。


「僕は覚悟を決めた」
「どうしたのよ。頭壊れた?───あぁ、そもそも壊れてたわね」


落ち着け。落ち着くんだ僕。
これぐらいでキレたら何の意味もないだろう?





ポッケ(ポケットの中にはビスケットがひとつ~♪)から灰色のぜんまいを出す。
そして、僕は自らの左胸に、そっと手を当て深く差しこんだ…。





「!」


さすがの「彼女」もびっくりしている。とはいっても、顔は無表情のままだが。


るりらるりらと唄が聞こえる。
幻聴かな?それじゃあ早く寝なきゃね…。


僕のぜんまいは時計塔の歯車と、響き合って、そして新たな物語が始まる。
時計の針が止まらぬように、廻り続けるのが僕の役目───そういう設定にしておけば、「彼女」の足は治ったことにされ、きっと忙しい日々になるだろう。


消えゆくこの体。
「彼女」の為に力を使い果たすのは不本意だが…仕方ない。


最後に、文句ありげな「彼女」に「ざまぁみろよ」って嗤ったら、「彼女」はドレスのポッケから槌を出し、それを消える寸前の僕に投げつけた。
そしてそれが結構痛いという。


これにて、実によく在るわけない『毒舌館長』の我侭な日のこと、そんな何かがここで終わった。







++++++++++++++++++++


小さな小さな映画館
館長を務めるのは
彼が生前最も愛した
「毒舌ばかりの人形」










そして主演は…


++++++++++++++++++++

兄さんマジLOVE213%な雪りんごです

リンゴをくれれば支配下に回るよ←
文才のカケラもない小説書いてます

好きなジャンル:ミステリー(ただしホラーは×)
得意なジャンル:gdgd←
最近の悩み:頭が馬鹿すぎること←手遅れ
とりあえず:兄さんを愛でたい

(`・ω・){ヨロシクね!

もっと見る

作品へのコメント1

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • userIcon

    ご意見・感想

    www
    やっぱりヘタレアンww
    がってん承知の助ww古いwww

    『待つ者』の“「片割れ」代わりごっこ”を想像してみた
    「ちょっとヘタレ召使。アレンならもっとテキパキやってたわよ。もっとシャキっとしなさいよ。十秒以内にまた私の機嫌を損ねてみなさい。私の秘密道具No.42731『王女様が死神から奪った地獄の大鎌』の錆にしてやるから。それか、あなたの首と胴体を切り分けて骨と叩き割って肉は墓場の主に食わせるんだから」
     →凄く怖い

    Maの愚痴相手を想像
    「ねぇちょっと聞いてよ。今日私が捕らえた侵入者なんだけど、すっごく気持ち悪いブサイクだったの。しかも『ババァ放せ』って言ってきたから、【ピー】を抉り出して【ピー】を捻り潰して【ピー】を砕いてやったの。それで【ピー】い【ピー】したやつが出てきて気持ち悪かったから、それ全部墓場の主に食べてもらったの。せっかくハイスタンダード22口径2連発デリンジャーを手に入れたのに、それ使うの忘れてたの。ってかババァって酷くない?私はまだピチピチの20代だしぃ」
     →恐ろしすぎて聞かなければトラウマにならなかったかもしれないと思うほど怖い

    結局恐ろしかった\(^o^)/

    そしてどっかで見覚えがある展開w
    長くなっちゃった(((((

    2012/03/27 21:40:16 From  ゆるりー

  • userIcon

    メッセージのお返し

    ゆる≫

    www
    ヘタレアンは流行語大賞でs(何
    そのほかにも『アダムの魂』は「ざまぁ味噌カツ定食」とかいってたりww

    お、恐ろしい…“「片割れ」代わりごっこ”がそんな恐ろしい遊びだったなんて……!!!
    お、恐ろしい…Maの愚痴がそんなに恐ろしい内容だったなんt(ry

    どっかで見たことある展開。きっと二つはあるでしょう(((
    長すぎるコメントカモンッ(((←

    2012/03/28 13:50:06 雪りんご*イン率低下

もっと見る

▲TOP