A)

そこらが好きで　この街で過ごすか
ふと頭に浮かんだ　それだけさ
だいぶここらも　廃れたけれども
この街への思いは　変わらんさ

B)

憧れに負けて　都会に行っても
お前の意思なら　反対などしないよ
もしも疲れたら　戻っておいで
お前の居場所は　きれいにしとくからさ

S)

一度この街で　過ごしたのなら
この街がさ　好きにならないか？
思わなくても　それでも良いさ
僕の勝手な　気持ちなのだから


B)

いずれは僕らも　時に揉まれて
記憶としてしか　残らなくなるだろう
だけど君となら　それでも良いと
誓った言葉は　ずっと覚えてるよ

S)

もしもあの頃に　戻れるのなら
どんなことを　やりたいだろうか？
夕の畦道　喋り歩いて
無垢な笑顔を　浮かべるだろうか


C)

輝くときは　もう通り過ぎて
今はもう　セピアに染まったけれど
巡り廻る時を　思い返し
頬を濡らしても　良いじゃないか


S)

いつかこの街で　出逢えたのなら
通い慣れた　あの店に行こうか
飲んでは笑い　食べては笑い
過ぎ去る日々を　思い返そうか

S)

きっとあの頃を　肴にして
バカをしたと　笑い飛ばすのさ
足りないくらいが　心地よいと
そんな見慣れた　この街が好きさ

Ah-Ah Ah Ah---