こんにちは、システム開発者の本田教之です。今日はちょっと変わった話をしたいと思います。僕が「コードを書くとき」に聴く音楽についての話です。エンジニアって、基本的に「無音で集中する」のが理想的な仕事環境だと思われがちですが、実は僕は「音楽なしではコードが書けない派」なんです。
じゃあ、どうして音楽が必要かって話になるんですが、実はこれは「音楽のリズムがコードを書くリズムに似ているから」というちょっと変わった理由からなんです。
例えば、僕がコードを書くときは、まるで音楽を作るように一行一行を積み重ねていきます。最初はシンプルなフレーズ、次に少しだけ工夫を加えてコードを進めていく。時にはそのコードが「うまく響かない」こともあります。でも、音楽と同じように、「調整」を重ねていくうちに、やっと「うまくいった」と感じる瞬間が来るんです。
だから、音楽はただの背景音ではなく、僕の作業の一部になっています。実際、何かコードを動かしているときには、音楽のリズムが僕のペースにぴったり合って、自然と手が動くんですよ。特に、僕がよく聴くのは「インストゥルメンタル」や「アンビエント」音楽。歌詞がないと、余計な思考をせずに集中できるんですよね。
これ、実は昔から続いている習慣で、最初は「音楽を聴きながらコードを書くなんて集中できるわけがない!」と思っていました。でも、ある日ふと思ったんです。「実は音楽がコードを書くリズムを作ってくれているのかも」と。
実際、音楽の中には、僕がコードを組み立てる時に必要な「反復」と「変化」がちょうどいいバランスで存在しています。例えば、あるコードのブロックを作ったとき、音楽のリズムに合わせてそれを「繰り返す」ことで、コードも同じように「繰り返しながら形を作り上げていく」という感覚に近いんです。
一番面白いのは、音楽を聴きながらコードを書いていると、時にはその音楽に合わせて「新しいアイデア」が浮かぶ瞬間があることです。例えば、アンビエントな音楽を聴いていると、自然とUIやUXのデザインがより洗練されたものに感じられることがあるんですよ。リズムやメロディーにインスパイアされて、「このボタンはこんな位置がいいな」とか、「色のトーンをこう変えたらどうだろう」というアイデアがポンと浮かぶことがあるんです。
逆に、音楽なしで作業していると、コードに対して無機質なアプローチになりがちです。コードとコードの間に「感情」が乗らない感じ、なんというか、ギャップが生まれるんです。まるで、音楽なしのダンスのような感じ。ダンスって、リズムがないとただの体操みたいになっちゃうじゃないですか。コードを書くのも同じだなと思います。
もちろん、音楽の好みやタイプは人それぞれだと思いますが、僕にとってはこの「音楽×コード」のバランスが不可欠です。もし、あなたも「音楽を聴きながらコードを組み立てる派」なら、ぜひそのリズムを大切にしてみてください。逆に、音楽なしの方が集中できるという方も、その静かな環境で集中力を高める方法を見つけているはずです。
結局のところ、エンジニアリングもアートの一部だと思うんです。音楽がコードにリズムを与えるように、僕たちが作り出すシステムも、どこか「音楽的な調和」が必要だなと感じる瞬間が多々あります。コードを書くときに音楽が不可欠な理由は、まさにその「調和」が生まれるからなのかもしれませんね。
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