もうなんにも聞こえない、ね。
どうしてだか君を待ってる

そして声を失くすから
ささくれだった雨の夜を
すくって、すくって

突き刺すような馨りはあの日の群青
戻れないの?ああそうさ、戻らないよ
嘗て憶えた名前を繰り返し た
「早くふやけてしまえよ。」

嘘まで吐いて。


もうこんなに遠いんだ、ね。
どうしてだか君を待ってる

いつか声も亡くすから
清く浮かんだ残像を
わらって、わらって

揺蕩うような祈りは消えた体温
泣き人から伝わるの、脆い明日
甘く実った檸檬を君にあげる。
「ずっとこのままいようよ。」

駄々を残して。


突き刺すような馨りはあの日の群青
戻らないの?ああそうだ、そうだったね
嘗て憶えた名前を繰り返し た
「どうかこのままいさせて。」

それは別れの、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花底に水の束

群青(あお)

閲覧数:729

投稿日:2011/07/06 21:07:50

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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