レン
「くぅっ…、さすが”最強の騎士”様様だよ」

リン
「やっぱ無理だよ～っ」

ミク
「ゴメンなさい私のわがままで…
　皆は逃げて！私一人ででも…」

カイト
「ミク！戦うと決めたのは僕だ！」

レオン
「…ミ…ク……？」

ミク
「え？」

レオン
「ミク…、そこ…に？」

ミク
「騎士様！」

レオン
「……そうか、君は…」

ミク
「良かった！騎士様まだ生きて」

レオン
「…いや、私はもう死んでいる…。
　彼女の……大樹の、力のおかげで精神体が僅かに残っているに過ぎない」

「己の体が君の枷になるなんて…すまない。
　残っている力で屍の動きを止めよう、その間に止めを刺してくれ」

ミク
「そんな…騎士様」

レオン
「彼女の護ってるこの世界を私に壊させないでくれ、頼む…」

カイト
「…わかりました」

レオンHP０

レオン
「感謝する、若き騎士よ……。
　最後に君をひと目見れて良かった、ミク…
　君を護り続けたかった……すまな…い……」