戯曲
投稿日:2014/05/08 01:31:24 | 文字数:626文字 | 閲覧数:22 | カテゴリ:歌詞
理想と現実。
こんな大人になるはずなかったのに、という気持ちをぶつけてみました。
鏡に映る僕は誰?
反射硝子は真実を見せる
取り繕いに長けたと自称
愛想笑いで誰かを騙す
鏡に映る僕は誰?
笑顔が素敵な天使のような
微笑が迎えてくれると
信じていたのに
鏡に映る僕は誰?
こんな悪魔を僕は知らない
歪んだ笑みの奥に混沌
こんな顔で世界にいたの?
愛を求めて駆け回る
ああ その様はなんて
滑稽だっただろうね
磁器のように白い肌
血色の良い爪が
見えていたのは
ただの幻想?
白樺の指
鏡の向こうでは
枯木のようにひしゃげていた
僕の見ていた僕は何?
世界に希望なんて無かった
愛されるという夢想
残酷な三文芝居
観客席には南瓜達
ああ 誰も僕を見ていない
理解されようと微笑む
微笑み合ったつもりだった
精一杯のお辞儀をする
拍手が聞こえた気がしていた
ペンキの空を眺め
青空の青さを語り
板の木々を見つめながら
自然の良さを謡った
鏡に映る世界は何?
反射硝子は真実を見せる
偽りの地球儀の上
廻り続けるオルゴール
鏡に映る世界は何?
悪魔の僕に語りかける
優しい人がいたはずだと
振り返れば 皆人形
鏡に映る世界は何?
こんな悪夢を僕は知らない
偽りの世界で見ていた夢
この存在すら幻想ならば
頬を流れるこの液体
母なる海に似た雫すら
僕の見ていた夢想の続きか
もう何も分からない
苦しみに似た嗚咽が漏れる
真実を知ろうと鏡を見た
醜い悪魔が更に醜く
赫い涙を流してた
南瓜と微笑の人形に囲まれ
赫い涙をぽつぽつと
オススメ作品10/28
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エイリアンエイリアン(歌詞)
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
エイリアンエイリアン(歌詞)
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ランスロット feat. 初音ミク
雷電 晴天に一条 謐笑 煽情的 地獄の権化
ふわりふわりと日常が逝く
速き高鳴り是即ち
共鳴 有難き一目惚れ 邂逅 瞬く間に春めく背景
しらり煌めく此度の愛は
ランスロット feat. 初音ミク
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ワンダーガール・ドロップアウト
「あぁ、こんな憂鬱も、御伽噺に綴じて仕舞えたら———。」
夜の温度に目を伏せて、今も浴槽にもたれてるんだ、信じてないのに、その場凌ぎの物継ぎ接いでばっかりで。みっともないなぁ。爪を立てても取り溢しても、知った口が聞けるなら溜め息一つしたって仕方ないからさぁ。
あぁ、言葉を尽くしても足りないわ!片手間で良いから叱って頂戴。血が滲むまで噛んでいて、全部纏めて突っ立っていて?そんじゃまた貴方はどうするの、死んでも生きててもどうでもいいよ。
鈍色に染まる午前二時、ふと世界の終わりを考えて、唐紅を脱ぎ捨てて、薄く笑って誤魔化してんだ。花を強請っては、名前の無い事ばっか知っていったのに、雑多な愛を、あぁ、また求めてる……。
あぁ、言葉を尽くしても足りないわ!片手間で良いから叱って頂戴。血が滲むまで噛んでいて、全部纏めて突っ立っていて?そんじゃまた貴方はどうするの、死んでも生きててもどうでもいいよ
ワンダーガール・ドロップアウト
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Sanctuary - Alexiarite
"Sanctuary - Alexiarite" Lyrics
Once upon a time, there lived a girl in this place
She was too poor to buy necessities of life
But she was the richest one in spirit in the world
So that's the reason why she could be a star
Sanctuary - Alexiarite
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オズと恋するミュータント(前篇)
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓ 前のバージョンでページ送りです。
オズと恋するミュータント(前篇)
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君の神様になりたい。
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
君の神様になりたい。
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猫猫的宇宙論歌詞
猫猫的宇宙論 なんも知らないまんま
アイラブユーを唱える 尊い感が麻薬的
宙宙に夢中で 前と後は機械的
あー嫌嫌 そんな愛は要らないな
乾乾照りの惑星で ピンクが弾け
猫猫的宇宙論歌詞
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木星のビート歌詞
昨日と今日の隙間で ただ、漂う君の
眠れない夜に打ち上がった救難信号
僕ら何度ここですれ違っても
11.86 また逢える
わだかまる絡まりはいっそ棄てて
木星のビート歌詞
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コノハの世界事情 歌詞
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
コノハの世界事情 歌詞
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オズと恋するミュータント(後篇)
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
オズと恋するミュータント(後篇)
元「赤月奇瑠」です。
アカウント作り直しました。
基本的に暗い詩しか書けません。
お目汚しではあるかと思いますが読んでいただければ嬉しいです。
コラボ大歓迎です。
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