G clef Link カリスマ騎士ローランド1

投稿日:2020/01/17 06:46:39 | 文字数:1,129文字 | 閲覧数:61 | カテゴリ:小説

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シャインマスカット
現実セカイに存在する高級フルーツだ

次話
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TEXT
 

 ミクは門番をしている騎士に声を掛けた。威圧感満載で話し掛けにくい雰囲気だが、クエストをするには、この国に在る騎士団の兵舎へ向かわなければならないからだ。

「すみません。私たち、雇われ近衛兵のクエストを受けにきた旅人なのですが、騎士団長のローランドさんはどちらにいますか?」

 すると声を掛けられた門番の騎士は、カシャッ…カシャッと白銀の鎧が擦れる音を発しながらミクに近付いてきた。

「ええとね〜っ、団長がいる兵舎はあっちだからオレが案内するよ」

 鎧姿で威圧感満載の騎士は意外にも、軽めの口調で対応してくれた。どことなく、チャラい感じがする喋り方である。

「あの〜っ、門番しなくて大丈夫なんですか?」

 レンは騎士から放たれる、見た目とのギャップに戸惑っている。明らかに厳戒態勢な形で、城門の前を行き交うヒトたちを監視しているのに実態は真逆だからだ。

「だいじょうぶ、大丈夫っ。この国の周辺は秩序が保たれてるから。フォレスタ、マジ国全体平和だから。ぶっちゃけイルヴァルスでヤバいのは、ランウィーだけだから」

 騎士がチャラい口調でランウィーと略した地域の名は、荒野の町ランブルウィードのことである。

「なんかもう、平和ボケしてるってかんじね」
とリンが言うようにフォレスタ・キングダムは、かなり安全な場所であるのがわかった。

 パーティーはそのまま、門番をしていた騎士に連れられてフォレスタ・キングダムの兵舎へと案内されていく。案内され、城門を抜けてから見えるのは果樹の並木道、バラエティ豊かに生える果樹から様々なフルーツの香りが漂う。
 漂っている香りは柑橘類だとオレンジだったり、葡萄類はマスカットだったり、林檎類なら青リンゴだったりと樹を見るだけで愉しませてくれるのだ。

「たくさんのフルーツが植えられていますね……」

 フーガは果樹の並木道に関心していた。自分も青バラと云う植物を育てることが得意だからである。

「オレたちの国は、城まわりをフルーツ庭園にしてるんだ。売りモノになるし、酒の原料にもなる。それにプリンセスが果物好きってのもあるし」

「いいですね。私も、あのマスカットを食べてみたいです」
と言ったミクは、どうやらマスカットの樹から実る食材アイテムに惹かれるようだ。

「あれっキミ、特産品わかっちゃう〜っ?。あれは、シャインマスカットって言ってこの国の名物だ。ひと房30Gもする高級品なんだぜ ゼイゼイゼイ♪」

『さっ…30ゴールドーーッ!?』

 とんでもない値段のするマスカットが、このセカイには存在するんだと4人は思った。また、ひと房で30Gもする果物が、どのような味なのかミクは興味が湧いていく。

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