最初の一歩も次の一歩も振り返ってみれば特別じゃない
なんて受け売りだけどどうせ何も背負ったりはしていないし踏み出そう
踏み出そう…
いつも通りの道 行こうとしたら隣道から流れるギター
気がつけば暗い隣道へ いつもの道は退屈すぎた
「道に迷ったの?」
ふと聞こえた
「道に迷ったの?」
迷ってない
「じゃあどうしたの?」
ただの散歩
私は「君は」嘘を吐いた
前を向けば行き止まりだった 知らない内に下を向いていた
「今にも潰れる寸前みたい。何も背負ってなんかないくせに。」
ギター弾きはそう笑った
地べたに座りギターを弾いて
今日会い、もう二度と会うことない
ギター弾きだから素直になれた
いつも歩いてる道は
ホントは道じゃない
歩いてる気がするけど
ただ運ばれてるだけ
自分の足で進む道
「そこに道はある」
知ってる知ってるけど
「何をためらうの?」
明かりすらついてない
「笑われたりするとか?」
大失敗 笑われるかもしれない
「もしかしたら待つのは失敗で、そしたら君は笑い者かもね。
誰もがカッコ良く歩いてたい。君はそうなれないかもだけど。
キミにだけ聴こえる曲に乗って、踊れば笑われることもあるさ。
けれど生きてくってそういうことだから、俺は踊ってるんだ。君もどう?」
「Fすら押さえられない。なんでか指が動かない。
だけどさギターが弾きたい。だからもうFばっかり。」
「それがさ俺の始まり。やりたいことをやりたい。
やりたいことをやり今 俺は君に歌ってる。」
「最初の一歩も次の一歩も振り返ってみれば特別じゃない。
今までとこれからで君は出来てる。したい様にただ進めば良いさ。」
「俺はギター弾き。Fに苦労したギター弾きが君のために歌おう。
前に進む時が来たみたいだ。君の向かうべき「前」だけ見ろ。」
前に進む…
==========================かな割り==========================
さい しょのいっ ぽ もつぎのいっぽ も ふりかえって みればとくべつじゃ ない
なんてうけう りだけどどうせなにも せお ったりは していないし ふみだそう
ふみだそう…
い つも どおりのみち ゆこうとしたら となり みち からなが れる ぎたー
きがつけば くらい と なり みち へ いつもの みちは た いくつすぎた
「みちに まよたの?」
ふときこえた
「みちに まよたの?」
まよってない
「じゃあど うしたの?」
た だの さんぽ わたし は 「きみ は」 うそ をつ いた
まえをむけ ばいきどまりだった しらないうち にしたをむいていた
「いまにもつぶ れるすんぜんみたい。なに も せおってなんかないくせに。」
ぎたーひきは そうわらった
じべたに すわりぎたーをひいて
きょうあいもうにどとあうことない
ぎたーひきだからすなおになれた
いつもあるいてるみちは
ほんとは みちじゃない
あるいている きがするけど
ただはこばれてる だ け
じぶん のあしで すすむみち
「そこにみちはある」
しってる しってるけど
「なにをためらうの?」
あかりす らついてない
「わらわれたりするとか?」
だいしっぱい わらわ れるかも しれ ない
「もし か した らまつのはしっぱいで そしたらきみ はわらいものかもね
だれもがかっ こよくあるいてたい きみ は そう なれないかもだけど
きみ に だけ きこえるきょくにのって おどればわら われることもあるさ
けれどいきて くってそういうことだから おれ は おど ってるんだ きみもどう?」
「Fすら おさえられない。なんでか ゆびがうごかない。
だけどさ ぎたーがひきたい。だから もうFばっかり。」
「それがさ おれのはじまり。やりたい ことをやりたい。
やりたい ことをやりいま おれは きみに う たってる。」
「さい しょのいっ ぽ もつぎのいっぽ も ふりかえって みればとくべつじゃ ない。
いままでとこ れからできみはできてる したい ように ただすすめばいいさ。」
「おれはぎたーひき。Fにくろした ぎたひきがき みのためにうたおう。
まえにすすむ ときがきたみたいだ。きみの むか うべき「まえ」だけみろ。」
まえにすすむ…
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