［A］
冬生まれのきみは寒がり
なのにてのひらは温かくて
歩幅の違うふたりだから
離れ離れになってしまった

［B］
デートで使った駅のホームには
一つの影
すがるように見上げた先の雲も
泣き出しそうだ

［S］
寒空に 星は無く
願いはきみに届かない
また会えるなら 何を言おう
見つけられたら 晴れるかな

［A］
人混みやテレビの中にも
きみの面影を探してるよ
はじめからちぐはぐなふたり
それが良かったのは僕だけで

［S］
さよならを 言わないで
また会える日が来るはずと
信じていたい 信じさせて
何年後でも 構わないよ

［B］
二度と来ないメールにしがみついて
馬鹿みたいに
すがるように見上げた先の雲も
泣き出しそうだ

［S］
寒空に 星は無く
願いはきみに届かない
また会えるなら 何を言おう
見つからないと 知ってても

［ひらがなver.］
ふゆうまれのきみわさむがり
なのにてのひらわあたたかくて
ほばばのちがうふたりだから
はなればなれになあてしまあた

でえとでつかあたえきのほおむにわ
ひとつのかげ
すがるようにみあげたさきのくもも
なきだしそおだ

さむぞらに ほしわなく
ねがいわきみにとどかない
またあえるなら なにおいおお
みつけられたら はれるかな

ひとごみやテてれびのなかにも
きみのおもかげおさがしてるよ
はじめからちぐはぐなふたり
それがよかあたのわぼくだけで

さよならお いわないで
またあえるひがくるはずと
しんじていたい しんじさせて
なんねんごでも かまわないよ

にどとこないめえるにしがみついて
ばかみたいに
すがるようにみあげたさきのくもも
なきだしそおだ

さむぞらに ほしわなく
ねがいわきみにとどかない
またあえるなら なにおいおお
みつからないと しいてても