改札を抜けた 夕焼けのホーム
少し汗ばんだ シャツが夏を呼ぶ
「おつかれ」だけで笑えた日々を
まだ僕たちは 忘れてないよね
ひとつの言葉で
誰かが前を向けるなら
不器用な今日も
きっと意味を持てるから
まだ見えない未来へ
小さな期待を抱いて
履歴書の隅に書いた
夢が揺れていた
ひとつの求人票が
誰かの明日を変えていく
そんな奇跡みたいな夜を
僕らは探してる
コンビニ前で 溶けかけたアイス
くだらない話で 時間を忘れた
「向いてないかも」ってこぼした声を
風鈴みたいに 夏空がさらう
答えなんてまだ
誰にも分からないけど
遠回りした分
優しくなれる気がした
終電間際の街で
見上げたビルの明かり
それぞれの場所でみんな
今日を生きている
ひとつの出会いから
新しい景色が始まる
あの日クリックした理由を
未来は知ってるのかな
青く滲む帰り道
自販機の灯り
まだ少し熱い風が
背中を押していた
ひとつの求人票が
誰かの孤独を照らしてく
夏の始まりみたいな鼓動を
僕らは待っている
まだ名前のない明日へ
小さく手を振った
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