『アイドル』の仮面 1章 同じヒトとの出会い

投稿日:2013/08/21 22:58:25 | 文字数:785文字 | 閲覧数:51 | カテゴリ:小説

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「アハハっ!美憂、ちょ~面白い!」

「ほんとーwww まじウケるわ!」


今日も同じ会話。


「だってさぁ、この間なんて ー…………。」


いつもと同じ笑顔。


我ながら、今日も完璧の演技。
誰も本当の私を知らない。
つまり、演じて・繕って・偽ってる人間。

これでいいの。別に誰にも迷惑かけてないし。
逆に、このやり方のほうが楽になっちゃったし。


この明るい私は普段の私からじゃ考えられない。

でも…。 どうしても“嫌われたくない”っていう思いから
誰にでも良い顔をしてしまう。 いわゆる、八方美人。
だから結構めんどくさい事も、自分から引き受けちゃう。

“美憂を保つために” って思うと、不思議と何でも出来るんだよねw


「…そういえば、美憂って『PRINCE』知ってる~?」

「えっ? PRINCE? うん。知ってるよ! 当たり前じゃんw」

「だよね~、カッコいいよね(≧∇≦) さすが!美憂。わかってるぅー♪」

「まぁね~^^」


この2人は、高校に入って仲良くなった結希(ゆき)と陽奈(ひな)。
当然、私の本性は知らない。
むしろこの2人から見て、私のイメージはきっと
“面白くて、聞き上手で、しっかりした女の子” だろう。

これが、私がずっと演じ続けてきた「ウソの美憂」だ。

周りの同級生も、担任の先生も、家族でさえも
私が本当に良い子だと思っている。

もちろん、そのPRINCEとか言う人達も全く知らない。
だけど、この2人の興奮度からしておそらくアイドルグループだろう。

時代遅れって思われたくないしwww


最初は繕う事が本当に苦手で、すぐ疲れちゃってたけど
今じゃ普段の生活で無意識に出ちゃってる感じ。

ここまでくると、1つの才能かな?
な~んて思っちゃう自分もいる。


そう。あの人と出会うまでは…………。

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自慢は、歌詞作るの早いですw
気軽にお声をかけてください^^

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