リサイクル

ＫＡＩＴＯ調整しました。

＜歌詞＞
部屋の片隅に出来てる山
一つ二つ手にとってみる
君が好きな音楽ＣＤ
積もりに積もって先が見えない

鞄に少しずつ詰め込んで
君の家の近くに向う
僕には不必要なものだけど
きっと君には大切だろう

明るいメロディ奏でる
銀色のＣＤたち
かちゃかちゃと無機質な音を
今は鳴らすけれど

リサイクルくるくる回るだろう
不必要な僕の手を離れて
リサイクルくるくる巡るだろう
必要な君の元へ
君と僕の間　橋渡し


空っぽになった鞄の中
代わりに詰まった乾いた空気
肩に食い込むことはないけど
足が妙に重く感じる

くるりと踵返してみる
君の笑顔はもう見えない
また部屋に積もる山に向かう
同じ事を繰り返すために

軽いテンポで刻まれる
虹色のＣＤたち
目を閉じればほら聞こえてくる
君の声になって

リサイクルくるくる回り続ける
僕から君へ繋いでゆく
リサイクルくるくる巡り続ける
君の場所に誘う
チケットのよう


リサイクルくるくる回る回る
不必要必要辿り辿り
リサイクルくるくる巡る巡る
僕と君の間で
これはきっときっと愛だろう