ジャケット

あの時見つけた場所で
いつまでも星座の並びを見上げてる

あなたと見上げた
冬の星々が少しずつ夜に紛れてゆく
明るいこの街で この場所だけ暗くて
今日も星空を映す

六等星を指差して無茶苦茶に星結んで
新星座だとはしゃいでた あの頃の僕ら
僕の目に映る全てを いつまでも眺め続けてた
寒ささえも忘れて

いつの日か僕ら 空を見なくなり
星座の並びも 忘れていた

だけど時々は缶コーヒー片手に
あの秘密基地を訪ねてみる
誰もいない場所 一人で見上げた
今日も綺麗な星空

北斗七星指差して ベテルギウスと結んで
アステリズムを作っては はしゃいでた僕ら
今日も夜が空けるまでは 流れ星を探しながら
一人願いをかける

冬のアルビレオのように 近づく二人背にして
もうあの頃に戻れない 変わってく僕ら
それぞれの道を歩んで 二人と一人になってた
大人になる代わりに
今日も秘密基地訪ねて 朽ち果てた夢を抱いて
子供みたいとあざ笑う もう一人の僕
現実に打ちのめされて それでも空を見上げてた
大人になりきれずに

暗闇の中 星を見上げてさ
あの日の自分に さよなら

00:00 / 03:08

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

アステリズム

初投稿です。郷愁を感じさせるようなイメージで作りました。

閲覧数:310

投稿日:2021/01/16 13:57:12

長さ:03:08

ファイルサイズ:2.9MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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