Lalka


凍えた光に包まれて佇む窓辺で
星屑散りばめた瞳の先には静けさ

蕾の口唇
恋心紡げずに
音を持たぬことばたちを
夜に綴じて


夢幻の揺り籠ひとりきり微睡む宿命に
狂おしく甘く薫る記憶の欠片浮かべた

虚ろの胸灯る明かり
待ちわびた温もり
絹の頬に伝い落ちる
永遠の雫




【読み】
こごえたひかりにつつまれてたたずむまどべで
ほしくずちりばめたひとみのさきにはしずけさ

つぼみのくちびる
こいごころつむげずに
おとをもたぬことばたちを
よるにとじて


むげんのゆりかごひとりきりまどろむさだめに
くるおしくあまくかおるきおくのかけらうかべた

うつろのむねともるあかり
まちわびたぬくもり
きぬのほほにつたいおちる
とわのしずく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Lalka

こぼれた涙はいのちの証

涙をくれた貴方を想う

閲覧数:90

投稿日:2014/06/07 13:37:26

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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