窓ガラスの向こうに 打ちつける雨
安い音色のラジオが響く
古いベッドに腰掛け 街を見下ろす
いつになれば止む それも知らずに

幸せの形なら とうに失くしていた
ただ夜をしのげればいいだけで

雨のせいにして 傷を舐め合うとしたら
行き着く場所は暗い 堕ちていくだけ
移り気な花が この狭い部屋に咲いたら
お願い 今はふたり 愛すべき人


バスルームのシャワーの音が 雨と似ている
静かな部屋に 響く水音
濡れた髪 そのままに 口づけをした
優しく触れるだけの 挨拶

我が侭は言わないわ 一度だけ愛して
わざとらしい演技でもいいの

大人のふりして 淫らに溺れてみても
所詮は子供騙し 愛がないから
移り気な花は 一人を愛することができない
それでいいの 嘘は嫌いじゃないから


我が侭は言わないわ 一度だけ愛して
あなたのキスで 夢から覚める

雨のせいにして 傷を舐め合うとしたら
行き着く場所は暗い 堕ちるだけでも
今更 本気の愛を手にしたところで
信じることは嫌い 色を変えるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Melancholy Rain

いつまでも大人になれない私たちの歌。

Yonetさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/FNw6)に応募させていただくものです。
前のバージョンに簡単な譜割りを置いています。

心の隙間を埋めるために肌を重ねるだけでは寂しすぎるわ。だから、せめて愛し合っている「ふり」をしましょう。

紫陽花の花言葉:移り気
(時期によって花びらの色が変わることから)

閲覧数:226

投稿日:2016/06/16 07:16:56

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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