さよなら告げたら
この関係は終わり
君は微笑んで
小さな海を作る

でも海は見たくない
冷たい雨は嫌い
だから未だに四文字が
喉の奥に張り付いてる

もしあの時一言あったなら
この状況を回避できたかもしれない
でてくるのは後悔ばっかりだね
やり直すことなどできないと知っているのに

そろそろ時間だ
この関係は終わり
僕は君の前
少しうなだれて

小さなお墓を
つくろうと思うんだ
清楚なお花を
少しだけ沿えるんだ

やり直すことはできないからね
君に、自分にしっかりと言い聞かせながら
次の一歩を踏み出す準備を
明日をいい日に変える準備を

＊＊＊

さよならつげたら
このかんけいはおわり
きみはほほえんで
ちいさなうみをつくる

でもうみはみたくない
つめたいあめはきらい
だからいまだによんもじが
のどのおくにはりついてる

もしあのときひとことあったなら
このじょうきょうをかいひできたかもしれない
でてくるのはこうかいばかりだね
やりなおすことなどできないとしっているのに

そろそろじかんだ
このかんけいはおわり
ぼくはきみのまえ
すこしだけうなだれて

ちいさなおはかを
つくろうとおもうんだ
せいそなおはなを
すこしだけそえるんだ

やりなおすことはできないからね
きみにじぶんにしっかりといいきかせながら
つぎのいっぽをふみだすじゅんびを
あしたをいいひにかえるためのじゅんびを