【A1】
はぁ 歌え 踊れ 扇 手にして
永久(とわ)なる 花となれ
あぁ 美しき 白拍子
そぅ 今宵 祝え 指を 立てて
儚く 揺れ動く
その六弦の 糸爪弾けば
さぁ 九十九(くじゅうく)年 時は 過ぎたり
果てなく 艷(あで)に咲け
あぁ 狂おしき 失楽の
そぅ 月は 満ちて 成就(な)せよ 悲願の
音色は 鮮やかに 
其を現世(うつしよ)の 夢と成(な)しょうぞ
【B1】
あぁ 人の生(よ)の 短さは
盛りて 散る花の ように
あぁ 老いてゆく 別れゆく
一度(ひとたび)も 二度(ふたたび)も
九十九(つづら)に 重ね
重ねて 繰り返し 繰り返す
【S1】
あぁ 悲哀 悲哀 愛してる
老(お)いて逝(い)かれようと
あぁ 嫌い 嫌い 愛してる
いつかまた会おうと
この身朽ち果ててしまうまで
願い続け思い詫び
忘らるるこの身宿した
傷跡(きず)が契る二世の
果たされる 日を待とう
【A2】
はぁ 受くる 酒に 浮かぶ 桃花(とうか)に
永久なる 時間(とき)を知れ
あぁ 愛おしき 昔日(いにしえ)の
そぅ 名残 惜しめ 指を 添えて
奏でる 歌声に
その麗しき 龍笛(りゅう)応(こた)うれば
さぁ 九十九年 時は 満ちたり
果てなく 艷に咲け
あぁ 狂おしき 宵闇に
そぅ 月は 誘い 開く 彼岸の
花野は 鮮やかに 
其を来世(つぎのよ)の 夢と成しょうぞ
【B2】
あぁ 人の生の 儚さは
嘆けど 散る花の ように
あぁ 別るその 切なさを
一度も 二度も
九十九に 重ね
重ねて 繰り返し 繰り返す
【S2】
あぁ 悲哀 悲哀 愛してる
置いていくあなたを
あぁ 嫌い 嫌い 愛してる
いつか別れようと
恨み恨み恨みざらまし
人の命短きを
思えども音(いろ)に出(で)にけり
深き嘆き溢れて
忍ぶれど忍ぶれど
【B3】
あぁ 人の生の 移ろいは
散りては 咲く花の ように
あぁ 何度でも 何度でも
喜びも 悲しみも
九十九に 重ね
重ねて 繰り返し 繰り返す
【S3】
あぁ 悲哀 悲哀 愛してる
置いて行くかれようと
あぁ 嫌い 嫌い 愛してる
いつかまた会おうと
この身裂けるほど叫べど
届かないと知りながら
愛された思い消えずに
傷跡(きず)が願う二世の
果たされる 日を待とう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集】人という儚きあなたへ

大切に使われてきたものには魂が宿るのです。
タイトルセンスがないのは相変わらずです。

閲覧数:276

投稿日:2013/03/11 15:55:42

文字数:956文字

カテゴリ:歌詞

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