ネイビー・ブルーの目蓋の奥で
いつだって思っている
この闇の帳をかき分けて
どこまでも行く君のこと

「水圧で眩むような目ならば」
「きっと邪魔になるだけさ」
「この闇の底へ行きたいんだ」
「世界の足に触れたい」

君はよく似合う微笑みで
その目を閉ざした

エコーロケーション
ここから跳ね上げる君の名前
後ろ姿で答える君の
背中が闇に消えていく

ネイビー・ブルーの目蓋の奥で
今でも思っている
温もりの帳を抜け出して
深く潜った君のこと

元気かいと返る声さえ
昨日より遠く

エコーロケーション
ここからではもう届かなくなる
大丈夫だよと君は言う
柔らかなヘルツに泣いた

深く息を吸って
目蓋をきつく閉じた
あと少し潜ったらきっと
凍えるように寒いんだろう

エコーロケーション
ここから跳ね上げる君の名前
後ろ姿で答えた君の
背中が闇に消える
その前に
エコーロケーション
もしも世界の底で会えたなら
睫毛の絡むような距離で
ありふれた話をしよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

エコーロケーション


イルカとかクジラが超音波を飛ばすあれ。

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投稿日:2010/12/26 19:40:24

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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