いつもより少し遅く帰宅する。
一つ何かあると何故全く関係のないものまでトラブルを起こすのか。
理解が出来ない。
最近やけに忙しい。
そんな時に限って面倒なことばかり起こるものだし。
ああもう。早く帰ってアイスでも食おう。
どうせ二人にせがまれるんだし。家のドアを開ける。
………静かだ。
寝てんのか?
…まさかメルトしたんじゃないだろうな。
リビングまで行くと机の上にいるモカと氷KAITOの姿が見えた。
だが、どうも様子がおかしい。
いつもと違う空気にリビングに入るのを躊躇われるほどだ。
リビングのドアは開いてるから、二人は気づいていると思うのだが。

「み……み、みみ!」

氷KAITOが何か訴えている。
モカは無言だ。
というか、怖い。
基本無表情のモカ、今もそうなのに怖い。
…なんか、怒ってんのか?
何があった。マジで。

「み!み、みっ」

氷KAITOが喋る。
その瞬間だった。

「………っ!」

……………なっ!?
パチンと小さな音。
モカが氷KAITOを、叩いた。

「…………み……」

叩かれた頬を抑え、氷KAITOが立ち尽くす。
そして。

「み…み……み゛~!!」

大泣き。
モカは机を飛び降りて走る。
こっちには目もくれずに横を通り過ぎていった。
………うわぁ…。


喧嘩、でいいのだろうか。
何がなんだかわからん。
氷KAITOは泣きながら何か喋っている。
…すまん、みーじゃわからん。

「み゛っ、みっ……み!」

まず落ち着け。アイス食うか?

「み゛……」

……肯定の意味なのか?
まぁいいや。
とりあえず持ってこよう。
しかし問題はモカだ。
人の寝室に引きこもりやがって。
無理矢理連れてきても意味無いんだろうし。
どうしたものか。
喧嘩の理由も不明。
モカは喋らないし引きこもってるし氷KAITOはみーだし。
つか根本的に喧嘩なのかどうかもわからない。
どうすればいいんだ。
あ、適当にアイスを選んでしまった。
…いいや。
ほらアイスだぞ。いい加減落ち着け。

「み………」

さて、今のうちにモカの様子を見にいこう。
アイスは…持ってくか。氷KAITOも食ってるし。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOの種6 前編(亜種注意)

まさかの前編。だって長かったから…。

世間は兄さんの誕生日…ではなくバレンタインですね。
自分は体温計が壊れてるせいで今日は外に出れません。おかしいな……何回計っても37度越えだなんて………。

兄さんの誕生日にこんなネタをあげてる自分は祝う気0ですね!
その証拠にまだおめでとうと言ってません!←
…………文章書こうと思ったけどさ………何も思いつかなかったんだもん……………。


本家様のとこの子は暴力なんてふるわないいい子ですよ!
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on


2月15日 0:40
やってしまったww
……なにもかも携帯の予測変換がいけないんだ。自分は悪くない←
…前バのコメントの氷KAITOのとこ、氷菓イトに脳内変換して下さい。

閲覧数:697

投稿日:2009/02/14 16:31:35

文字数:910文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • 霜降り五葉

    霜降り五葉

    ご意見・ご感想

    五十音ツヅル様
    よく喋ります。酔ってますw
    どっちもKAITOの種から生まれたけどやっぱり個性が出るんでしょうね。
    アイスの味が違うように(何が言いたい)

    氷菓イトにカフェモカアイス…やっぱりモカイトになるんですかね?
    二人になったらマスター大変そうww


    閲覧&コメントありがとうございました!

    2009/02/16 19:52:11

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