[サビ?]  
   引き裂かれた、僕ら。


     もう一度会うことだって。


   ゆるされない―――――...、



  [A]
   小さいころ、僕らは引き裂かれた。
   親の身勝手な行動のせいで。
   双子という存在の中で。
   どうして、僕が、キミの...


    [B]
     キミが入院してることを知った。
     初めましてを装い、キミに会いに行く。
     変わり果てたその姿。
     管を結ばれた僕の姉。
     他人を装い、手を差し伸べてもらう。



       「 よ ろ し く ―――――...」

  [S]
   太陽なんかじゃないんだよ、
   キミこそが僕の太陽なんだ。
   毎日毎日弱っていく身体を見るたび
   胸が締め付けられているみたい。
   それでも、どうして、キミは
   僕を笑顔で
        迎えてくれるんだ...?




  [A]
   遂にキミは話せなくなった。
   最近は筆談ばかりをしてる。
   小さくか弱い息遣い。
   僕は、涙を流すしかなかった。

   [B]
     声を押し殺して泣いていた。
     どうしても、涙しかでてこなくって。
     キミが困り顔で尋ねてくる。
     見ていたんだ...
     僕はただ泣いて、キミの手を握る。


       「 ご め ん ね―――――...」


   [S]
    太陽なんかじゃないんだよ、
    どうして、僕を太陽と言うの?
    きっと、もう双子だってことすら忘れたんだ。
    それでも、キミに会いたい。
    どうして、キミに会いたいんだ。
    弟としてではない気持ちで
                いいのか...?



  [C]
   お父さんにばれてしまった。
   何回も何回も殴られた。
   そのまま勢いでキミのところへ。
   キミは部屋にはいなかった。
   どうして?
   ベットが片付いてるの?
   嫌な思いが身体を巡る。
   ベットの上に
   スケッチブックが一つおかれてる。
   そこには、ただ一言
   『最愛の弟へ』



    [S2]
     神様、もう一度ゆるされるのならば
      僕と姉をもう一度

          双子に、してくれませんか...?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

太陽の花

「双子に、してくれませんか...?」

向日葵の花の真実。
キミを、姉をは思えないんだ...

閲覧数:134

投稿日:2010/03/27 20:16:48

文字数:1,017文字

カテゴリ:歌詞

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