要約
ある穏やかな昼下がり
木陰で双子の姉弟は、ウトウトとしていました。
寝言「・・・おねぇちゃあん今度こそおしっこもらさないよぉ」
ふと、草むらから物音がし、姉のリンは目を擦りながら、ぼんやりと草むらを見つめています。
寝言「も~ぉレンのおねしょいつになったらなおるのぉ」
すると、草むらから真っ白なふたつの耳が、ひょっこり現れたのです。
リン「ふぇ~え、また変な夢みちゃった。
リンは、その耳を見つめながら、傍で眠る弟のレンを揺さぶりました。
「レン!!ちょっとおきなさいって!あれ!あれみなさいよ!
なんだよぅ…リン…と、ぼやきながらレンはゆっくり体を起こした
うさぎは今風なオシャレなジレをきてこれまたスチームパンクな
懐中時計を手にしてつぶやいた
「大変や!遅刻してまう!いそがなあかんでぇ!」
真っ白なふたつの耳は、大急ぎで草むらを揺らしながら、森の奥へと進んでいく。
「ピジョーーーッ!あれ!あれ!レン今のみた!?」
レン、行くよ!!
レン「今の白いお餅かな?」
リン「アンタバカァ!ウサギが服きてしゃべってたのよ!おかしいにきまってるじゃない!このヘタレトンカチ!」
レン「ふ・・ふぇ!?」
リン「いいから!追いかけるわよ!」
リンとレンはそのジレうさぎを追いかけていきました。
ジレうさぎは大きな穴に飛び込ました。
リンとレンも追いかけてその穴に飛び込んでいきました
長い長い穴を落下するリンとレン、その穴には様々なものが引っかかっていました
レゴブロックの穴に落ちたリンとレン見渡すとジレうさぎはいなくなっていました。
先へ進むと机がありビンが置いてあります。
「私を飲んで?レンあんた飲みなさいよ」
リンはレンに無理やりのませました。
リンも安心して飲みました。
するとレンがみるみる小さくなってしまいました
一人だけ助かろうとするのもむなしくリンも小さくなってしまいました。
小さくなったまま先を進むと森につきました。鬱蒼とした森で化け物でも出そうです
すると突然後ろから声をかけられました
「道に迷ったんやろ?」
黒猫はリンとレンを道案内をしてくれました。
「この世界から抜け出す方法教えたるから裁判の証人になってくれへん?」
「わかった!」
二人は裁判の証人として裁判台に向かいます。
裁判官「女王のネギを盗んだのは誰や」
被告人「うちやってません~」
女王「あなたしかいないでしょ!あなたほどのネギ好きはいません!」
リン「ちょっと待って!そんなの絶対おかしいよ」
レン「なぜなら僕らもネギ好きだから」
女王「何いうてんねや!この子らの首をはねてまえ!」
トランプの兵隊はリンの首元に鎌をあてがいました。
リン「ちょっとまって!鎌を持ってるあなた・・あなたもオカマね!」
トランプの兵隊はそれを聞いた途端ただのトランプのカードになってしまいました。
「いつまで寝てんねや!さっさとおきい!」
リンはビンタされて起きました。
「あれ?夢?」
リンの手元にはトランプのエースが握り締められていました。
おしまい
『ボカロ小説』不思議の国のリンとレン
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原典:ルイス・キャロル
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