(A)
昼下がりの街角で 男がそっと手招きをした
「これは魔法の靴でね どこへでも歩いて行けるんだ」

(B)
足跡を残す
土という土に
白昼夢で きら光るものは
新品の靴と 瞳の奥底
知りたい 気持ちに
急かされている

(サビ)
水辺へ降りた小鳥の歌声
落ちた羽が虹を生み 飛び立つ
道なき道に落ちた白い石
辿りながら旅をする 光 探して


(A)
一歩進みゆくたびに ぐるり変わる景色 万華鏡
得体の知れない生き物
群れて道を塞ぐ有象無象

(B)
靴が汚れてく
「もうすぐで終わる」
根拠はどこにあるの?教えて

疲れた両足 杖に頼りきり
もう少しだけ動け と 叫ぶ

(サビ)
蛇につまづいて石榴が一つ
実から雫 雨と共に落ちる
銀細工の歯の龍が襲い来て
傘広げて風と吼えた
「そら 駆けろ!」と


(B)
「どこまで歩くの?」
ランタン持つ手が揺れて
ふらふらと地を照らした

どこまでも行くよ
戻れないのなら さあ歩き出せ魔法の靴よ!


(サビ)
青い木に咲いた蝶を追いかけ
足踏み入れた ここに地図は無い
コンパスは中空で 円を指す

近道も抜け道も要らない これから





(A)
ひるさがりのまちかどで おとこがそっとてまねきをした
これはまほうのくつでね どこへでもあるいていけるんだ

(B)
あしあとをのこす
つちというつちに
はくちゅうむで きらひかるものは
しんぴんのくつと ひとみのおくそこ
しりたいきもちに せかされて(い)る

(サビ)
みずべへおりたことりのうたごえ
おちたはねがにじをうみ とびたつ
みちなきみちにおちたしろいいし
たどりながらたびをする ひかり さがして

(A)
いっぽすすみゆくたびに ぐるりかわるけしき まんげきょう
えたいのしれないいきもの むれてみちをふさぐうぞうむぞう

(B)
くつがよごれてく
もうすぐでおわる
こんきょはどこに あるの おしえて
つかれたりょうあし
つえにたよりきり
もうすこしだけ うごけ とさけぶ

(サビ)
へびにつまずいて ざくろがひとつ
みからしずく あめとともにおちる
ぎんざいくのはのりゅうがおそいきて
かさひろげて かぜとほえた
そら かけろと

(B)
どこまであるくの
らんたんもつてが
ふらふらと ちを てらした
どこまでもいくよ
もどれないのなら
さああるきだせ まほうのくつよ

(サビ)
あおいきにさいたちょうをおいかけ
あしふみいれた ここにちずはない
こんぱすはちゅうくうで えんをさす
ちかみちもぬけみちもいらない これから

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

labyrinth(応募用)

みゆきちさんの素敵な曲http://piapro.jp/t/Vnszへの応募用歌詞です。
不思議な感じ重視で書きました。

閲覧数:98

投稿日:2012/10/26 21:30:10

文字数:1,086文字

カテゴリ:歌詞

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