ああ夢を追うための情熱の火を
絶やさず燃やし続けるために
おまえは期待や希望を炎に投げ入れ
理想の欠片もない日々を生きてきた

ああ時が過ぎれば過ぎるほど
期待や希望はその手から消えて
おまえは想い出や小さな栄光や
過去の日々さえも炎に投げ入れる

生きてゆくことは限りがあって
人生はあきらめが必要だと
おまえは悟り顔でつぶやくけれど

それでも情熱はおまえを照らす
赤く染まるほほが熱いだろう
くじけながらキズつきながら
生きてゆくその先に
見えてくる明日がきっとあるから

それでも情熱はおまえを照らす
赤い穂先が心を殴るだろう
もがきながらあがきながら
生きてゆくその先に
見えてくる明日がきっとあるから

おまえが生かし続けた情熱が
いまおまえを生かすから