あなたに少し近付きたくて
一本くれとねだってみた
あなたは知らない銘柄を言って
それでもいいかと訊(き)いてきた
二十年間子供をやった
私は意味もわからないまま
必死でうんうん頷いて
差し出されたその一本を
まるで砂漠で神様がやっと
くれた水のボトルみたいに
うやうやしく震えた指で
頂戴したんです

「火を点けてあげるからおいで」
もう点いてます
心には とっくに

現在まさに死んでも良いのです。
けれど現在この瞬間を喰らって私は、
何万年でも生きられるでしょう。

私は何故か泣きました、
煙でむせたのとは違う理由(わけ)で。
あなたはきっとこの夜を
何でもない日と名付け、忘れ。
私はきっとこの夜に
永遠に焼き殺されるんだ。

あなたに少し近付きたくて
一本だけ吸ってみた
あなたはもう遠くの方で
知らない仲間と知らない話
二十年間子供をやった
私は煙の吐き方も知らぬまま
必死であなたの神々しく
光輝くその背中を
まるでレーザービームで
焼き焦がし尽くすような
眼差しで見つめてました
それだけしか出来なくて、

"火を点けてあげるからおいで"
もう点いてます
心はとっくに 火ダルマです

現在まさに死んでも良いのです。
けれど現在この瞬間を喰らった私は、
何万年でも生きられるでしょう。

私は何故か泣きました、
煙がしみたのとは違う理由(わけ)で。
あなたにとってこの夜は
いくつかの内の一瞬の時間。
私はきっとこの夜を
擦り切れ果てたって思い返す。

"火を点けてあげるからおいで"
もう点いてます
心には とっくに

現在まさに死んでも良いのです。
けれど現在この瞬間を喰らって私は、
何万年でも生きられるでしょう。

私は何故か泣きました、
煙でむせたのとは違う理由(わけ)で。
あなたはきっとこの夜を
何でもない日と名付け、忘れ。
私はきっとこの夜に
永遠に焼き殺されるんだ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ラッキーストライク・エンドレスナイト

閲覧数:62

投稿日:2023/12/07 17:14:21

文字数:800文字

カテゴリ:歌詞

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