息をひとつするたびに
足を引きずるたびに 
あなたに近づいてゆく
あなたが唯一スクイ

体はとうの昔に朽ち果て 
紺碧のヨロイを残すのみ
そのヨロイも錆びて堕ち
乾いた音を立てている

なにかひどいことを 言われた
気持ち悪い?気味が悪い?気色悪い?
なんだっけ?

その言葉が詰まったまま 
なにもかも全てなくなってしまったので 
もう何があったか記録さえない

わかるのは

呼吸をひとつするだびに
足を引きずり血を流すたびに 
あなたに近づいてゆく
あなたが唯一のヒカリ

涙もない偽りもない
悲しさもない空しさもない 
なにも無い世界へ 早く
連れていって

月明かりもない 完全な闇へ
紺碧のヨロイのまま 
立ち止まることもないから
連れていって

息を吐くたびに 聞こえる筈のない悲鳴
歩くたびに 引きずる後を残すだけ
わたしの体は 碧いヨロイ

見えないあなただけが スクイ
何もないあなただけが唯一のヒカリ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】碧いヨロイ

・・・・・・・・・・・・・・
いつもろくでもない事・・・考えてるなぁ・・・・

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投稿日:2010/04/13 22:10:39

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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