『しにがみさん』

BPM:180

作詞作編曲:ミド


二十歳と十日目の朝、彼女は
濡れるジオラマの街を覗いた
シナリオ通りに細胞はやがて
空へ 素足を 踏み入れるだろう

バースデー 不二家のショートケーキ
ビラにシングルマザーのメッセージ
災難が 19 個目を食べた
それは私のせいだ

あいにくの雨が彼女を殺す
屋上からこぼれた命を奪う
「またつまらなくなるな、でもしょうがないよな」
歩道の脇に壊れた心臓
エンディングは嘲笑を浮かべた

校舎裏のシダに囲まれ
秘密話し合った 11 歳
誰にも言えない 18 歳に
それも私のせいだ

あいにくの雨と群衆の中で
電池切れの生命は永久に眠る
受けられたはずの愛は側溝へ流れた
役目は終わる 黄泉路へ戻ろう
虚無感には慣れないな

醜さも全部愛だから
羨望にまみれていく

ガラス越しに見た何千の命
眩しくないものなんて無かった
そろそろ従事してきた報いに
人間にしてもらえませんか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

しにがみさん 歌詞

閲覧数:126

投稿日:2019/02/22 01:43:51

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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