ぽつん ぽつん 雨の音 他に聴こえる音などない
響く 響く 静寂を隠すその音が今は心地よく

雫に合わせピアノを弾いた
独りじゃないと思いたかった
とても静かなその合奏は
それを叶わせてはくれなかった

それでも その鍵は離せずに
今もそこに幻を見ている
まだ その夢を捨てられずに
独り 居場所を守り生きてる
いつか帰ってくる人がいるから
いつまでも私は待っている


この場所ももう壊れてしまう
私もいつかは崩れてしまう
でも逃げない 壊れるなら 壊れるまで ここに

雫はまるで涙のように 独りの憂いと重なりあった
とても静かなその音だけが
私の救いとなった


もうわかっていた 全部知っていた
皆もう会えない場所へ行ったんだ
私が必死に守っていたのは
(私の心)


それでも その鍵は離せずに
今もそこに幻を見ている
まだ その夢を捨てられずに
今も孤独を守り生きてる
いつか帰ってくる人がいなくても
いつか帰ってくる人がいるんだと
いつまでも私は待っている
いつまでも
いつまでも ねえ

ライセンス

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孤守リ唄

カネノネ+の曲「孤守リ唄」の歌詞

閲覧数:90

投稿日:2020/03/23 06:56:45

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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