『君は宇宙人』 by チクビコリッコリーズ


ただ隣にいれば 僕のそばにいれば
他に必要なかった それだけで何も
だけど時は経って 物足りなくなって
言えるはずもなくて 一人きり泣いた


ふっと胸に込み上げてくる
この痛みから逃れたくて
そっと窓開けて呟いた
心にも無い「さよなら」


 君がいっそのこと宇宙人で
 何千光年も離れた星に帰れば 諦めもつくのに

 今日もきっと 街のどこかで
 同じ空を あの星を眺めているだろうから
 今夜も君を つい、想ってしまう


たったの一言で 保障された今が
音を立て 崩れてしまうぐらいなら
それならこのままで 変わらずこのままで
揺れ動く自分に そう言い聞かせた


一方的な「思いやり」は 心にしまってさえおけば
姿を「我儘」に変えずに 傷つけたりしないから


 君がいっそのこと宇宙人で
 地球の言語も 理解できずにいるなら
 好きだと言えるのに

 明日もきっと 街のどこかで
 他愛の無い会話して 笑っているだろうから
 伝えられずに また飲み込んでしまう


ただ隣にいれば 僕のそばにいれば
他に必要なかった それだけで何も


 夕暮れ 駅の交差点で
 笑ってる君と手を繋ぐ
 僕の知らない 背の高い誰か

 あぁ、気付かなかっただけで
 紛れもなく そう、君は宇宙人だったんだね
 この手はもう届かない 声も聞こえない


 どうかいっそのこと宇宙船で
 何千光年も離れた星に 僕を置き去りにしておくれ

 そしてずっと ずっとそのまま
 終わりの無い暗闇で 漂っていられたなら

 この手は届かない 声も聞こえない
 それでも君を つい、想ってしまう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君は宇宙人 by チクビコリッコリーズ

チクビコリッコリーズ「君は宇宙人」の歌詞です。

閲覧数:423

投稿日:2012/05/19 15:27:03

文字数:714文字

カテゴリ:歌詞

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