作詞作曲編曲/ちいたな
BPM195


朝凪にうなされて
怨色空を見上げた
「どこに行こうかな」 呟いて
行先など無いのに
どこかであなたは今
夏に怯えてるかな
「これでいいんだよ」言い聞かせ
方蔭 身潜めた

そうさ僕らが手にした痛みは
救われることもなく刻まれ
叫んでも蝉の声に掻き消される

夢にまで見たあなたと恋に落ちたはずなのに
なんでだろう うまく笑えないや
伝えたい気持ち噛みしめ口に出す度に
狂おしいほどこの気持ちが胸を締め付ける
大人になってあの日のことも忘れ去ったのに
おかしいな 涙止まらないや
夏の果て燈涼しさも消えて空に弾けた
茜色の音は気に入らないや

夏に囚われて 明日が怖くて
何も見えなくて 打ちひしがれてた
それでも僕らは 生きるしかなくて
茜空に光る星
夕凪の中手を伸ばした

夏掛けの日々に染まる群青 夢のまた夢
最初からわかってたはずなのに
気づかれぬように背伸びして笑ってみると
空から降る 茜音色がこの地球みたいに

夢にまで見たあなたとの毎日に「ありがとう」
心から大好きって叫んだ
伝わらないなら伝わるまでぶつけてやれ
夏の夜も蝉の声も全部吹き飛ばせ
鍵をかけて閉じ込めた後悔にも「さようなら」
あなたにはわからないだろうけど
夏の果て燈涼しさも消えて空に弾けた
茜色の音は気にならないや

朝凪にうなされて
ひとり空を見上げた
「どこに行こうかな」呟いて
未来へ歩を進めた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

茜音色の蝉時雨

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投稿日:2018/07/18 19:29:29

文字数:613文字

カテゴリ:歌詞

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