今も 残る 君の香りが
呼び戻した
淡く甘い 日々の名残に
酔うの

冬を呼ぶ 木枯しさえ
人恋しさは さらってくれないね

冷えた指 温めれば
胸の奥から 温もりが解(と)けてく

さよなら なんて
悲しい言葉に頼る
私も 君も
足りずに咲いた〈花〉

夢のように ただ浮かれては
露(つゆ)に濡れた
きっと 違う場所で生きてく
ふたり


秋風(かぜ)に足を止めるたび
誰かの声を求めているみたい

会いたい なんて
臆病な心のまま
言えたら 君は
どうか拒んで

夜風に散る 花弁(はなびら)数え
朝を待った
泣いてないよ 時が経つだけ
なのに…

さよなら なんて 知りたくないよ

今も 消えぬ その残り香に
君を想う
淡く甘い 日々の名残を
抱くの

枯れて どうか 最後の花よ
香らぬよう
夢の中で また出逢うまで
今は…

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残り香

COBA x5884xさんの素敵な曲への応募用です。
https://piapro.jp/t/iOr_

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投稿日:2020/09/01 17:46:48

文字数:368文字

カテゴリ:歌詞

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