『人は何に向かって生きていくの？』
誰かがそんなことを呟いた。
その呟きを聞いている人はいなくて、
誰もがその呟きの存在を知らなかった
誰も知らないから、
想いやることなんてできない
私はアナタを知らない・・・
アナタは私を知らない・・・
私のすぐ側で生きているキミでさえ
私はよく理解してないから
ディスコミュニケ―ションの
この世の中で私は一人ぼっち。
あぁ・・・
一つの命を持って
一人の人間として生きているこの私でも
今居なくなったとしても
きっといつかは皆の記憶の中で消されていくんでしょ？

『人は「死」に向かって生きているんだよ。』
誰かが呟きにそう答えた。
その答えを呟いた誰かは気づかなくって、
そして、誰かはまた同じ言葉を呟いた
知れないんじゃない。
誰も分からないから、
私はキミを分からない・・・
キミも私を分からない・・・
私と同じ時を過ごしたキミでさえ
私を知ろうとしないから
真実から目をそらす私達は
ウワベだけの関係でマンゾク。？
ねぇ・・・
思いを胸に抱いて
君と笑い合っている私達でも
何を思って生きているのか知らない私は
今君が居なくなったとしても
きっと何故居なくなってしまったのか分からないんだよ。