A

金魚姫、此処においで
赤に塗れたドレスで
微笑む目線で僕を捉えて

嗚呼。金魚姫、今日も綺麗だね
絶え間ない雨の隙間で
縫うように傘を携えて


B

指先に絡む透明な鍵
君にもひとつあげようか


サビ

掬い上げて救い出して
こんな汚(よご)れた世界でも
嗄(か)れた心に注がれる
君の水で呼吸(いき)をする

寂しい、だなんて泣かないで
こんな歪(ゆが)んだ世界でも
枯れた花に添えられる
君の色を愛してる



A

金魚姫、お話をして
青に塗れた瞳で
薄い隔たりの裏側で

ねぇ。金魚姫、今日も綺麗だね
限り有る永遠の中で
いつまでも此処に僕ら佇んで


B

約束を交わす聡明な月
君にもいつかわかろうか


サビ

掬い上げて救い出して
こんな汚(けが)れた世界でも
嗄れた喉から紡がれる
君の声を思い出す

淋しい、だなんて泣かないで
こんな歪(ひず)んだ世界でも
枯れた空風混ざってく
君の歌を愛してる



C

冷たいガラス
捨て去ってしまえば
僕ら、手を取り合って
同じ夢を見られるだろう

同じ夢を見られるだろう

同じ夢を見られるだろう……



嗚呼、金魚姫
だけど其れは叶わないんだね



サビ

掬い上げて救い出して
こんな汚い世界でも
枯れない想いが此処に有るから
僕のことを愛してよ

寂しい、なんて言わないよ
こんな歪な世界でも
枯れない想いが此処に有るから
僕のことを愛してよ

だけど君は狭い水槽の中
たゆたうだけ
たゆたうだけ
たゆたうだけ……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

金魚姫

閲覧数:138

投稿日:2013/10/26 23:37:30

文字数:649文字

カテゴリ:歌詞

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