空はどこまでも高く
海は深く透き通り
風は木立を駆けてく
美しすぎる世界で
僕らは蠢く

宇宙人の侵略とか
小説の中の戯言
想像の産物だった
はずなのにいつの間にか、ほら!
どこからか混入した
異物がじわじわと僕らの
体内に入り込んでくる
細胞全てを侵してく

気が付くともうそこにいてさ
奴らは体に入り込む
隙を狡猾に狙ってる
ワクチンなんて効きません

知らない間に奴らは
血液と共に流れて
隅々にまで運ばれて
僕らを支配し始める
病原体

もし侵されてしまえば
催眠術にかかったかのよう
思考しているのははたして
僕なのかい?奴らなのかい?
最新の技術を投入して
細心の注意を払ったところで
何の役にも立たない
この星に生きている時点で

誰もかもが重篤患者
しかも厄介なことには
奴らは知的生命体
生まれながらの天才だ

知らない間に奴らは
酸素と同化し流れて
隅々にまで運ばれて
僕らを作り替えていく
病原体

空はどこまでも高く
海は深く透き通って
風は木立を駆け抜けてく
美しすぎる世界で

僕らの種はもういない
生きることを諦めた
代わりにのさばっているのは
僕らの容姿をした
謎のウイルス達

思考停止、心臓のみ
奴らを生かすため動く
かつての繁栄は何処へ
滅んだ僕らの記憶だけが
彷徨う


(ひらがな)


そらはどこまでもたかく
うみはふかくすきとおり
かぜはこだちをかけてく
うつくしすぎるせかいで
ぼくらはうごめく

うちゅうじんのしんりゃくとか
しょうせつのなかのたわごと
そうぞうのさんぶつだった
はずなのにいつのまにか、ほら!
どこからかこんにゅうした
いぶつがじわじわとぼくらの
たいないにはいりこんでくる
さいぼうすべてをおかしてく

きがつくともうそこにいてさ
やつらはからだにはいりこむ
すきをこうかつにねらってる
わくちんなんてききません

しらないあいだにやつらは
けつえきとともにながれて
すみずみにまではこばれて
ぼくらをしはいしはじめる
びょうげんたい

もしおかされてしまえば
さいみんじゅつにかかったかのよう
しこうしているのははたして
ぼくなのかい?やつらなのかい?
さいしんのぎじゅつをとうにゅうして
さいしんのちゅういをはらったところで
なんのやくにもたたない
このほしにいきているじてんで

だれもかもがじゅうとくかんじゃ
しかもやっかいなことには
やつらはちてきせいめいたい
うまれながらのてんさいだ

しらないあいだにやつらは
さんそとどうかしながれて
すみずみにまではこばれて
ぼくらをつくりかえていく
びょうげんたい

そらはどこまでもたかく
うみはふかくすきとおって
かぜはこだちをかけぬけてく
うつくしすぎるせかいで

ぼくらのしゅはもういない
いきることをあきらめた
かわりにのさばっているのは
ぼくらのようしをした
なぞのういるすたち

しこうていし、しんぞうのみ
やつらをいかすためうごく
かつてのはんえいはどこへ
ほろんだぼくらのきおくだけが
さまよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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The extinct species【作曲者様募集中】

曲募集中です。

格好良くしてみた……つもり

閲覧数:135

投稿日:2014/03/28 10:08:03

文字数:1,268文字

カテゴリ:歌詞

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