揺れて　揺れて
咽が開く
むせて、嗅いで、味わう

動く　動く
手足伸びた
知らず求め、ふるえる。

光　目指し
知らず浮かぶ
望むままに、昇る体

揺れる　揺れる
期待満ちる
殻は、脱げて、息吹感じ・・・。

揺れてる　揺れてる
ほどけた糸が絡む
連なる　連なる
絡んで形に成る

揺らいだ　揺らいだ
泳いだ指がとどく
見えてる　見えてる
指間で空が白む

溶けてく　解けてく
私が形に成る
満ちてく　満ちてく
世界が私を呼ぶ

揺れてる　揺れてる
意識(じぶん)が知らず浮かぶ
揺れてる　揺れてる
渇いた咽が開く

**********************

ゆれて　ゆれて　のどが　ひらく
むせて　かいで　あじわう

うごく　うごく　てあし　のびた
しらず　もとめ　ふるえる

ひかり　めざし　しらず　うかぶ
のぞむ　ままに　のぼる　からだ

ゆれる　ゆれる　きたい　みちる
からは　ぬげて　いぶき　かんじ

ゆれてる　ゆれてる　ほどけた　いとがからむ

つらなる　つらなる　からんで　かたちになる

ゆらいだ　ゆらいだ　およいだ　ゆびがとどく

みえてる　みえてる　ゆびまで　そらがしらむ

とけてく　とけてく　わたしが　かたちになる

みちてく　みちてく　せかいが　わたしをよぶ

ゆれてる　ゆれてる　じぶんが　しらずうかぶ

ゆれてる　ゆれてる　かわいた　のどがひらく

ライセンス

おはよう

一色

Trip Travelさん(　http://piapro.jp/triptravel ）へ歌詞協力したもの。この前の「おやすみ」と対になってる。

イメージは発生から誕生に至るまで。
なんどもなんども分裂を繰り返して、最終的に一つ落ち着く。
また、無意識の中で意識は発生し、感覚を何度も体内で繰り返すことで自己を構築し、自分が成り立つ。

おぎゃっと生まれるまでの過程と、鬱々とした気分から立ち直って気合入れなおす作業って似てるよな、なんて考えてみました。

かな表記の方が音を追いやすいと思いますー

05/15
改稿。ほとんど変えました。前バージョンは改稿前。
もっと太陽を望むような、目覚め(誕生）に向かって上昇するイメージを強調したつもり。こっちの方がプラスイメージ強くできてたらうれしい。

05/22
さらに改稿。ちょこちょこ変わってってます。前バージョンは前回改稿分。
もうちょっと人間ぽさ強調して、もっと外の世界を意識してみた。だいぶ場面は想像つきやすい、かもしれない・・・

だんだん考えれば考えるほど頭の中の世界が壮大になっていくなぁ・・・