悠久の彼方に見えた 終焉のベクトルは
夕闇に溢れ出す 血と涙嗚咽と共に消え
振り返る者全て 怪訝な顔で嘆く
ドブにはまって抜け出せない 虚無の妄想よ

街中明かりの下人ゴミ虫
蔑む瞳が襲う
闇に犯され失った
繰り返す悲壮感

過去に縛られ自分で動けない
手足切り落とされた様
眼光の恐怖私を縛る
消えてしまえば 嗚呼

見えるもの全てを壊したら 未練も消え失せるの?
血飛沫上げながら ゴミになり果てる
嗚呼 もどかしいこの気持ち
無垢な少女は悪魔と化し 心行くまで叫び消した
見つけて微笑んだ 追いかけ振り下ろす"殺したの"
閉じた悲惨劇

幼い頃親に捨てられ 私は死を想う
激情に駆られてた 逃げついた先はまた地獄で
毒に溺れ もがき苦しむ日々が続き
朽ち果てた私この身 もう戻れない日常

本当は戻りたいけど戻れない
罪に汚れた"私"は
"慟哭の果てに咲いた花"
美しく散る定め

運命の歯車は常に動き
散るまで止まらぬ悲劇
悲観の末に見つけた言葉
「私が散ればいいの?」

この刃が私を貫けば楽になれるのかな
そうしたらもう二度と戻れないのかな
鮮血は光となって私を包みあやす
もう考えることも無い眠り静寂が訪れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

流血メロディックP - 慟哭の果てに咲いた花

閲覧数:620

投稿日:2012/01/23 16:39:37

文字数:511文字

カテゴリ:歌詞

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