あてもない



眠れるような暗がりに 少し気がふれてしまって
存分に、ぞんざいに あけどなく踏み出して
どこか空っぽな背中だ 僕にはそれが重すぎた
馬鹿みたいに 吐き出すくらい ウィットな世界だ

命の物悲しさを 煙に巻いてみていたら
何もかもが 軽くみえちゃった終いで
変わらないもどかしさも どこかで捨ててしまったら
明日も笑っていけるかな

冷めてしまう前に転んでいたくて
失ったもんも憂いも全部
水死して無くなって亡くなってしまう前に
溶けてしまえ

僕は大嫌いだ 余裕もないような月の明かりももう全部全部凍ってしまいたいだけの僕の嘆きも
どうか、譲ってないで 全ては君の思い通り
もっと、もっと叫んで
毛頭、嫌な忌みもんだ


あの日から止まることない 耳に残るざわめきは
何秒、何年だって 消えちゃくれないような質で
恥じらいと代償の勇気も 秘めている体たらくな唾棄も
便利という不便なツールに縋ってたんだ

面目もないね 否めるから

僕は大嫌いだ 思い出も時間という加工でもう全部全部せせら笑われるようにとうに殺されてさ
ずっと 変わってないでいて まだ 終わっちゃくれないけど
もっと、もっと叫んで、
ずっと思っていたんだ

しょうもないこんな薄情な世界のド真ん中で叫ぶものが愛だ恋だ、世界平和
そらそうだガス灯さえも向いちゃくれない
愛想もただ尽きるだけ 綺麗な言葉だけ並べ騒いでろ もうたくさんなんだろ?


吐き出した未来図すら素直に追えずに
手に負えない 思いも全部
すれ違う自分と自分だけの定義じゃ
意味がなくて

僕は大嫌いだった何もが君の裏切ったものだと全部全部そう思えてしまった、どうだいい気味だろ?
相当なくらいまで造ってたこの見掛け倒しの僕を僕を救って、もっと、もっと

僕は大嫌いだ世の中の理不尽も幸せな日々も全部全部無くなってしまうともう君も居ないから
純情に微笑んだ君の目が僕を止めるから
ずっと、ずっと笑って
もっと、もっと叫ぶんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あてもない 歌詞

閲覧数:60

投稿日:2018/09/23 17:39:40

文字数:840文字

カテゴリ:歌詞

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