あなたには
この書きかけの手紙をあげるよ
私の
本当の言葉なんて
きっと塵のようで
あなたには
なんの意味もないんだ

言葉にすると苦しくて
想っているだけのこの時間は
暑さで溶けて行く

声を聞かせて
ほんの少しでいいの
私の名前を呼んで
この気持ちに名前をつけてください
声を聞いたら
今日は安心して眠れそうな気がする
あなたの心臓の音聴こえなくても

哀しさには
愛が必要だとあなたは目を伏せた
だから私
それに応えるようにして
その唇に冷たい氷で触れた

安心も平穏もあなたとの
毎日には訪れなくて
永遠に昏い夕焼けに堕ちていた

声を聞かせて
ほんの少しでいいの
私の髪を指に巻いて
キスをして抱きしめて
これからの事なんて
誰にもわからなくていいから

言えない
真実を
癒えない
傷跡を
押し殺してきた感情
あなたに
あなたに
もう一度逢えたなら
なんて言おうか

あなたには
この書きかけの手紙をあげるよ
私の
本当の言葉なんて
きっと塵のようで
あなたには
なんの意味もない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夕蜜

タイトルは
ゆうみつと読んでください

閲覧数:102

投稿日:2018/07/15 15:01:56

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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  • takanekobe

    takanekobe

    ご意見・ご感想

    文字では気持ちがすべて伝わらない。
    声なら本心が全て伝わるとは限らない。
    どうあれ信じるしかない。
    信じることの葛藤、せつなさを感じました。

    私に曲付けを託してもらえませんか。

    2018/07/15 15:49:02

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