吹き付ける秋の風
舞い落ちる色付いた木の葉
歩み行く街路樹が
作り出す絨毯の上を
何度も通った道を歩く
この街の端にある図書館
古い西洋風の外観
ツタの絡まる門を潜って
扉を開けば中は吹き抜け
視界の端まで本がずらり

借りてた本を返すため
正面にある受付に
目を運べば

貴方が居たいつも通り
難しそうな本を読み
私に気付き
微笑みかけてくれたよ
寒い日だって雨降りだって
貴方に会いに来ちゃう
恥ずかしくて
あまり話し出来ないけど
本を探す振りをしながら
貴方の事を見てる
今日の為に
手紙を書いて来たから
渡さなくっちゃ伝えなくっちゃ
俯きながらも
貴方にどうにか手渡した
神様勇気を下さい
俯きながらも
貴方にどうにか手渡した

咲き誇る春の花
舞い落ちる小さな花びら
歩み行く並木道
雪の様に降り積もる桜
優しい午後の日差しの中で
少し足早に向かうのは
隣町にある森林公園
綺麗なアーチの入り口潜れば

見渡す限りに広がる木々と
花壇で綺麗に咲く花たち
歩みを進めて広場に着いて
端っこのベンチに
目を向ければ

貴方が居た私を見て
手を振りながら駆け寄り
遅かったねと
ぼやきながら笑顔くれた
優しく私の髪に触れてくれる
仕草がすごく
嬉しくて
でも恥ずかしいから
言わない
景色に夢中な振りしながら
こっそり手を握っちゃう
今日の為に
お弁当作ってきたよ
大好きだから幸せだから
神様見守ってください
これからも
二人寄り添い歩んでく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Romance

閲覧数:125

投稿日:2017/02/14 00:30:11

文字数:624文字

カテゴリ:歌詞

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