乾いた唇 撫でては
君のうた盗んでしまう
肩越しに見えた月の
輪郭を思い出しながら

運命のカードを引いた
逆位置を深読みして
切り裂いた女神様の
微笑みが忘れられない

こんな穏やかな日々を捨てて
生きること 迷いはしないけれど
君のそばで 泣き疲れていたい
愛が あくびをするまで


誰にも解ることのない
感情を誇ってしまう
罪のように裁けたなら
差し出すの 手錠をかけて

こんな穏やかな日々がいつも
続けばいい 君は言ったけれど
わたし そんな言葉聞きたくない
もっと 溺れていたいの


7階のランプが青く
灯るボタン 指が伝う
運命の形は もう
例えるものなど無いほど
歪んで見えるの
微笑みと となりあわせ

これがわたしの全てだと知って
君はまだ わたしを手懐けるのね
朝を待ちながら じゃれついていたい
愛をかみ殺す 最期の日まで

こんな穏やかな日々を捨てて
生きること 迷いはしないけれど
君のそばで 泣き疲れていたい
この世の誰の誰の誰よりも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

運命とあくび(作曲者:コバ様)

9/29 追記
採用とのことで、ありがたやありがたや…。足を向けて寝られないのだけれど、どの方角から分からないので今日から立って寝ます。

コバ様への応募作品
https://piapro.jp/t/K-8X

「運命なんかじゃ足りない」がテーマです。
好きすぎてちょっと愛のはげしいライオンのような女の子が、好きな人の穏やかな愛にモダモダしながらもほだされてしまう感じの詞を作りたくてこんな感じとなりました。
曲調が優しかったので愛に溢れるような糖分と、全体を引き締めるための狂気を小さじ入れたい…と、料理をするような楽しさで作詞をさせて頂きました。
作業中いくらループで聞いても飽きなくって、ひたすらホェェァ…と惚けました(´ω`)

閲覧数:142

投稿日:2018/09/24 23:01:34

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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