A
壊れかかった金網に
絡みついた蔓草の隙間から見えてる
錆び付いた線路の行く先を 僕は知らない
聞こえなかった踏切の
遅れてきた反響の波紋は美しく
歩いてくこの道の未来を 誰も知らない
B
追い越していく電車に 揺られてゆく人々は
どこまで行くのかな 僕が見えてますか?
S
躓きの石を拾って 背負って 背負って
いつまでも擦り減らない 脱げもしない 靴を履いて
A
乗り損なって待ちぼうけ
紫色 夕暮れの輝きの真ん中
錆び付いた線路の行く先は 赤く見えない
B
幸せだって微笑んで
さもなければ永遠に景色など見ないで
擦りむいた両手の赤と白 これでサヨナラ
C
押しのけてまで乗って 先へ急ぐ人々は
楽をしていますか? 何も聞こえないや
S
瞬きで日々を渡って 無駄って わかって
いつまでも息できない 駅は来ない まだ見えない
LS
ひとつずつ夢を削って 身勝手 笑って
いつまでも繰り返して ぶり返して いっそもう殺して
ひたすらに欲に染まって 痛くて つらくて
どうしても交わらない 二度目はない どうしようもない
クロスオーバー 飛び込みたい
ゲームオーバー それでもいい
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想