ゼツモウ(offvocal)

「ゼツモウ」のカラオケ音源です。

歌詞↓

♪＝１７０

ねぇ、そこに誰かいるの？
ヒザシが手に触れる昼下がり
びいどろの瞳の代わりに
ヤミばかりが敏感になったの

ねぇ、今日は何処に行くの？
君の手だけ信じて歩く道
一時間程度の思い出は
甘い苦い秘めた花の香り

昏い未来も視えないなら
それはアカルいのと
同じなんじゃないかな？

ミえなくていい
ミえなくていいからずっと
私を観て、診て、射て欲しいの
罰ゲームで取り上げられた視界は
それはきっとキレイだった
笑うように歌う君の声は
どんなカタチなんだろう


ねぇ、そこに誰がいるの？
秘密が肌を刺す足の音
引かれる手のその向こうには
君とは違う華奢で―――いい匂い

ねぇ、今日は何処へ行くの？
尋ねる事しかできず地団駄
ふらふら歩いたその先は
シオの香りばかりが煩くて

繋いだ手の暖かさとか
汗ばむ隙間とか
そんなことばっかりで

君だけでいい
君だけでいいからそっと
手を伸ばして来て
居て欲しいの
お願いだから静かにしないでいて
その手で抱きしめてよ
苦味帯びた君のこの香りを
何イロって言うんですか


揺れる、カレる花束
代る、代る足音
あなたの声、匂いも
今や絶えて盲(みえない)。

そのままでいい
見栄無くて良いから、ほんと
私を看て。監て？
それでいいの。
小さな世界が満たされるくらいに
何かを好きに成れたんだ
私の不幸も幸せも
君のせいにしたかったから
くれたペンの隙間にユメを見て
この目を閉ざしたんだ